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【2017年5月30日 東京発】
スリランカ南西部では、モンスーンの影響により記録的豪雨に見舞われ、洪水や土砂崩れなどによる深刻な被害が広がっています。
© UNICEF Sri Lanka
洪水の影響を受ける地域のため、支援物資を届けるユニセフ(スリランカ・コロンボ) 2017年5月29日撮影
ユニセフ(国連児童基金)スリランカ事務所が得た情報によると、5月29日現在、子ども14万1,400人を含む、47万1,542人が影響を受け、169人が死亡。多数の住民が避難しており、大規模なインフラ損壊などの被害が広がっています。またこの地域はこれまでも、深刻な干ばつの影響を受けて疲弊している地域でもあります。
ユニセフ・スリランカ事務所は、ただちに緊急支援を開始しました。影響を受ける地域の子どもや家族、コミュニティに対して、1,360個の給水タンク(10リットル用)、1,000枚の防水シート、10万錠の浄水剤など、水と衛生分野の支援物資を届けました。また、今後さらなる降雨が予想されるため、ユニセフ・スリランカ事務所は、スリランカ政府、パートナー団体および地方自治体と協力して、教育、保健・栄養および子どもの保護の分野での支援を実施していきます。
ユニセフは、洪水や土砂崩れの影響を受けているスリランカの子どもや家族に、緊急支援を届けるための活動費用として、283万6,000米ドルを必要としています。
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自然災害の影響を受ける子どもたちに、緊急・復興支援活動を行うユニセフの活動を支えるため、日本ユニセフ協会は『自然災害緊急募金』を受け付けています。みなさまのあたたかいご支援をお願いいたします。
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