【2017年8月15日 ニューヨーク発】
世界各地で起きている紛争は、何百万もの子どもたちに多大なる犠牲を強いています。故意で無差別の攻撃が頻発し、子どもたちは、国際人道法が定める、命を守るための人道支援を受けることができません。
8月19日は、世界人道デー。今年のテーマは、#NotATargetです。国連やパートナー団体と共に立ち上がり、子どもを紛争の標的にしてはならない(#NotATarget)と声を上げましょう。
© UNICEF/UN018992/George
チュバトちゃん(右)と友人。
2016年3月、南スーダン・マラカルの市民保護区域で発生した戦闘により破壊された校舎の残骸の中に座るチュバトちゃん(12歳)。
子どもたちが学校に通っていない場合、拉致、武力勢力や軍による徴用、性的・経済的搾取から保護することは、さらに困難です。
© UNICEF/UN056317/Gilbertson VII Photo
ボールで遊ぶ子どもたち。
2017年2月、ナイジェリア・マイドゥグリの国内避難民キャンプにある小学校で、休み時間に遊ぶ子どもたち。
2009年のボコ・ハラムによる暴動が始まって以来、2,295人以上の教師が殺害され、約1,400の学校が破壊されたことにより、多くの子どもたちが教育を受けられない状況にあります。
© UNICEF/UN069963/Almohibany
遊具で遊ぶ子どもたち。
シリアで、包囲下に生きる54万人の半数が子どもです。
2017年6月、人道支援の届かない包囲の中でも、東ゴータに住む子どもたちは、ラマダン(断食)明けを祝うイスラム教の祝日、Eid al-Fitrを祝って遊んでいます。
爆撃や破壊が身近に存在する環境下であっても、シリアの子どもたちは、強く生きています。
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