【2017年12月21日 東京発】
公益財団法人 日本ユニセフ協会は本日、日本のみなさまからお預かりしている「ユニセフ募金」が支えている活動を約2分で説明するインフォグラフィック動画『100円の旅~みなさまのご支援で』をホームページで公開しました。
現在、世界で5歳の誕生日を迎えられずに亡くなる子どもは年間560万人。 ユニセフは、世界190の国と地域で、子どもの権利を守る活動をしています。その活動は、みなさまの募金で支えられています。
例えば、100円の募金。約80円は、途上国などでユニセフが実施する、保健・栄養、水と衛生、教育、子どもの保護、緊急支援などに使われています。約20円は、日本の子どもたちの権利を守るための国や企業などへの働きかけ(政策提言)や、支援の輪を広げる活動に使われています。
©日本ユニセフ協会 |
2016年。世界中からお寄せいただいたこの「約80円」で、ユニセフは、25億回分のワクチンで子どもたちを感染症から守り、3億袋の栄養治療食で子どもたちの栄養を改善し、戦争や自然災害で学校に行けない1,170万人の子どもたちに、教育の機会を提供しました。
他方、日本を含む世界34の先進国・地域では、ユニセフ本部と連携したユニセフ協会が、この「約20円」で、自国の政府や自治体、そして国内外で子どもたちの生活に大きな影響力を持つ民間企業に対し、子どもの権利に関わる啓発活動や政策提言活動を実施。また、全国の小中高校への教材や出前授業の提供や、ユニセフ本部や世界各地の現地事務所の活動資金ニーズに応えるためのユニセフの活動や世界の子どもたち関する情報の発信を含む様々な募金活動を展開しています。
みなさまからお預かりした大切なユニセフ募金。すべては、子どもたちのために。
©日本ユニセフ協会 |
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ユニセフ(国連児童基金)は、すべての子どもの命と権利を守るため、最も支援の届きにくい子どもたちを最優先に、190の国と地域で活動しています。日本を含む34の先進工業国では、ユニセフ協会(国内委員会)が、自国を含めた世界中の子どもの権利を守るため、ユニセフ本部と連携して、国や企業などへの政策提言(アドボカシー)や支援の輪を広げるための広報・募金活動を行っています。
※財務諸表などの計算書を含む当協会の収支報告はこちらで公開しております。(2017年度の収支報告は、2018年4月公開予定です)
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