【2018年11月15日 ニューヨーク/東京発】
ユニセフ(国連児童基金)は、11月20日の「世界子どもの日」を前に、俳優ミリー・ボビー・ブラウンがユニセフ親善大使のオーランド・ブルーム、リーアム・ニーソンやリリー・シン、そしてシンガーソングライターのデュア・リパ、ならびにパフォーマンス・アーティストのブルー・マン・グループと一緒に出演する新たなビデオを発表しました。
© UNICEF/UN0248272/Clarke |
このショートビデオでは、14歳のスターが、ユニセフが世界で展開する「Go Blue」キャンペーンに合わせて、名前をミリー・ボビー・”ブルー”に変えて出演しています。ミリーは、ユニセフの親善大使やサポーターたちに、子どもの権利を支持するために、一緒に「Go Blue」つまり、青いものを身に着けたり、青い色のものを掲示したりすることを呼びかけます。
「世界子どもの日は真面目なメッセージを楽しく伝える日です」とミリー・ボビー・ブラウンは述べました。「この日は、子どもたちにとって重要なこと、たとえば教育、遊んだり学んだりするための安全なスペース、前向きな環境などについて、子ども自身が声をあげることを後押しするものです。この日、ユニセフの「Go Blue」に賛同することで、世界に対して子どもたちにとってより良い未来を求めます」
ビデオでは、日常生活を送っているスターたちがミリーの電話での呼びかけに応じます。リーアム・ニーソンはヒット映画「Taken」の有名なシーンを再現し青いカップケーキを焼きます。デュア・リパはスタジオで、世界的なヒットソング「Be The One」の歌詞を赤から青に変えて録音しなおしています。オーランド・ブルーム(Orland Bloom)は新しい名前「Orlando ‘Bluem’」を使って映画の撮影現場にいます。そして、リリー・シンは、家でブルーのユニコーン「ブルーニコーン(‘blunicorn’)」のスムージーを作っています。
© UNICEF/UN0202777/Hibbert |
ユニセフは毎年、子どもの権利条約が採択された日として、11月20日の世界子どもの日を祝っています。この世界的な1日は、学校に通っていない、保護を受けられない、またはふるさとを追われた何百万人もの子どもたちについての意識を高め、必要な資金を募るものです。今年ユニセフは、世界の人々に向けて、11月20日に青いものを身に付けたり、青をアピールして、すべての子どもたちのために「Go Blue」に参加するよう呼びかけます。また、ユニセフ本部のウェブサイトでは、世界の指導者たちに、今そして未来のすべての子どもの権利を実現するよう求めるオンライン署名を求めています。
「私たちは11月20日に、ひとりでも多くの人に、青い服を着たり、青い色のものを取り入れて「Go Blue」に参加して欲しいのです」とブラウンは言います。「『世界子どもの日』は、年に1日だけ、“ブルーな気持ち(feeling blue)”が、気持ちが落ち込むのではなく、気持ちが良く、良いことをする日に変わるのです」
■11月20日の「世界子どもの日」特設ページは、こちらからご覧いただけます。
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