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日本ユニセフ協会

プレスリリース

ユニセフ新事務局長
ユニセフ史上、4人目の女性事務局長 キャサリン・ラッセル着任

2022年2月1日ニューヨーク

2月1日、キャサリン・ラッセルがユニセフ(国連児童基金)の新事務局長に就任しました。75年の歴史の中で、4人目の女性事務局長となります。

女性問題にも取り組む

ユニセフ(国連児童基金)の8代目事務局長として、2022年2月1日にユニセフ事務局長に着任したキャサリン・ラッセル。(2022年1月31日撮影)

© UNICEF/UN0584692/McIlwaine
ユニセフ(国連児童基金)の8代目事務局長として、2022年2月1日にユニセフ事務局長に着任したキャサリン・ラッセル。(2022年1月31日撮影)

ユニセフ新事務局長のキャサリン・ラッセルは、「こうした重要な時期にユニセフの一員となり、子どもたちのために素晴らしい活動ができることを光栄に思います。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックやその他の危機の影響によって、世界中で何百万人もの子どもたちがいまだ苦しんでいる中、ユニセフは子どもたちの権利と未来を守る活動の先頭に立ち続けています。ユニセフでのこれからの仕事が楽しみです」と述べました。

ラッセルは、2020年から2022年まで、米国大統領補佐官およびホワイトハウスの大統領人事局長を務めていました。また、2013年から2017年までは、米国国務省の国際女性問題担当大使を務めました。その間、女性問題を米国のあらゆる外交政策に絡め、45カ国以上で米国の代表として活躍し、各国政府や多国間組織、市民社会と協力して活動を行いました。また、画期的な『10代の女の子を力付けるための米国グローバル戦略(原題:U.S. Global Strategy to Empower Adolescent Girls)』の立案者でもありました。

それ以前は、ホワイトハウスでのバラク・オバマ大統領の副補佐官、米国上院外交委員会の国際女性問題担当シニア・アドバイザー、米国司法省の副司法次官、上院司法委員会のスタッフ・ディレクターなどを歴任しました。2020年に政府機関に再就職する前は、ハーバード・ケネディスクールで政治研究所フェローとして教鞭を執っていました。また、女性外交政策グループ(the Women’s Foreign Policy Group)の理事会共同議長、ウーマン・フォー・ウーマン・インターナショナル(Women for Women International)のボードメンバー、セサミストリート・アドバイザリーボード(the Sesame Street Advisory Board)のメンバー、NPO法人KIVAアドバイザリー・カウンシル(KIVA Advisory Council)のメンバー、トムソンロイター財団(Thomson Reuters Foundation)のトラスト・ウーマン・イニシアチブ(Trust Women initiative)のメンバーなども務めています。

ボストン大学では非常に優秀な成績を修めて哲学の学士号を取得し、ジョージ・ワシントン大学ロースクールでは法務博士号を取得しています。

彼女は、ユニセフで働く2万人を率いる、8代目事務局長です。

困難な状況にある子どもたちが、生まれ持った権利を守られ、平和に健やかに成長できることを目指して活動するユニセフ。

その活動は皆さまのご支援によって支えられています。

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※最も支援が必要な子どもたちを支え、ユニセフの様々な活動に役立てられています。