2022年9月26日東京発
日本水泳連盟(JASF)は、9月25日の「水泳の日」に合わせ、ユニセフ「子どもの権利とスポーツの原則」への賛同を発表しました。また、同「原則」に基づく水泳連盟の取り組みとして、「すべての子どものすこやかな成長のための水泳環境づくり宣言」を発表しました。
水泳は、幼児期から習い事として、また義務教育の過程では必修科目として、多くの子どもに親しまれているスポーツです。宣言は、「子どもが最も成長する時期に多くの時間を共有する大人として」、「スポーツの価値を常に考慮しながら、子どもたちの成長に最適な環境を整えることは、わたしたち水泳に携わるものの使命であると考えます」(「はじめに」より)と述べ、以下の6項目を定めています。
今後、この宣言に沿った対策の強化によって、子どもたちがすこやかに成長していくための水泳環境づくりが進められていくことになっています。
すべての子どものすこやかな成長のための水泳環境づくり宣言
- . あらゆる形態の暴力、暴言、ハラスメント、いじめを根絶します
- . 子どもたちの心身の健康を守ります
- . 子どものバランスの取れた成長を最優先し、学びの機会の確保や学業を重視します。
- . 子どもにとって安心安全な施設・環境整備を提案します
- . 年齢・性別・障がい・人種等を的確に配慮し、すべての子どもが安心して楽しめる水泳環境を整えます
- . (上記を遵守するために)資格制度を充実・普及させ、良い指導者を養成します
詳しくは、宣言PDF版をご覧ください。