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日本ユニセフ協会

プレスリリース

G7富山・金沢教育大臣会合応援事業 シンポジウム
子どもたちのウェルビーイングをどう高めるか?
~教育現場での子どもの権利の実践を通じて

2023年4月20日東京

公益財団法人 日本ユニセフ協会(会長:赤松良子)は、G7富山・金沢教育大臣会合(2023年5月12日~15日)の開催に合わせ、5月10日(水)15:00より、「G7富山・金沢教育大臣会合応援事業」として、シンポジウム 「子どもたちのウェルビーイングをどう高めるか?~教育現場での子どもの権利の実践を通じて」を開催いたします。

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ウェルビーイングの測り方、高め方などを議論、学校での実践例も

 ユニセフが2020年に発表した先進国の子どもの幸福度の比較調査報告書「レポートカード16」は、日本の子どもの精神的幸福度の低さを提起し、こども基本法やこども家庭庁設置法をめぐる国会での議論を含め大きな関心を集めました。文部科学省の次期教育振興基本計画に向けた検討でも、「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」が掲げられています。

本シンポジウム前半では、文部科学省からの次期教育振興基本計画の検討状況の報告後、ユニセフ本部と日本国内の研究者が、特に日本の子どもたちのウェルビーイングを適切に測るにはどのような方法があるのか、議論します。また後半では、子どもの権利を教育現場に取り入れることで、子どもたちのウェルビーイングを高めていける可能性について、実践例の紹介も交え、学校現場を知る方々が議論を行います。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響を踏まえた今後の教育のあり方を考える上で、ユニセフは、ウェルビーイング、そして子どもの権利がキーワードと考えます。

日本では、今月1日、子どもの権利条約の精神に則る「こども基本法」も施行されました。さらに、昨年改訂された生徒指導提要には、子どもの権利条約の理解の重要性や、校則の見直しに際しての子どもの参画などの内容が含められました。日本ユニセフ協会も、子どもの権利条約を軸とする学級目標づくりの実践などを通して、子どもの権利を大切にする教育の普及を進めています。みなさまと共に、世界の、そして日本の子どもたちにとってあるべき教育の姿を考える機会にできればと考えております。

登壇者は一部を除き、ユニセフハウスより参加します。報道機関の方によるご視聴・取材はユニセフハウスにて対面で、またはオンラインより、どちらでも行っていただけます。ぜひ本シンポジウムの告知ならびに取材をいただきたく、お願い申し上げます。

※ 一般のお申込みはこちら

G7富山・金沢教育大臣会合応援事業
シンポジウム:子どもたちのウェルビーイングをどう高めるか?
~教育現場での子どもの権利の実践を通じて

日時 2023年5月10日(月)15:00~17:00
会場 ユニセフハウス(東京都港区高輪4-6-12)/オンライン(ZOOMウェビナー)
主催 日本ユニセフ協会
登壇者と主な発表内容
  • 開会挨拶
    日本ユニセフ協会 早水研 専務理事
  • 次期教育振興基本計画におけるウェルビーイングの検討状況について
    文部科学省 里見朋香 大臣官房審議官(総合教育政策局担当)
  • 「調和と協調」に基づくウェルビ-イング
    京都大学大学院 教育学研究科 ジェルミー・ラプリー 准教授
  • 教育と子どものウェルビーイング
    ユニセフ・イノチェンティ研究所 Amanda Marlin/Gwyther Rees
  • 生徒指導提要と子どもの権利
    兵庫県立大学環境人間学部 竹内和雄 教授
  • ウェルビーイングを取り入れた学校づくり
    埼玉県上尾市立平方北小学校 中島晴美 校長
  • 日本の教育現場における子どもの権利実践の試み
    日本ユニセフ協会学校事業部
お申込・視聴方法 報道関係の方は、以下ご明記の上、下記広報室までお申し込みください。

  • お名前
  • ご所属(媒体名・部署名)
  • Eメールアドレス
  • ユニセフハウスでの参加をご希望の場合、人数と撮影の有無(スチール・ムービー)

日本ユニセフ協会 広報室
Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp TEL:03-5789-2016

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