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ユニセフ・セミナーのお知らせ
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© UNICEF/HQ07-0097/Susan Markisz |
ユニセフが昨年12月10日に発表した、ミレニアム開発目標への達成度を統計的に評価したレポート『子どものための前進』(Progress for Children)は、1990年以降、子どもの死亡率が改善されてきた状況を報告しました。しかしながら、5歳未満の三大死亡原因、すなわち呼吸器感染症、下痢症、そしてマラリアは、環境に密接に関連した疾患です。世界保健機関(WHO)は、世界で発生する全ての死亡の約4分の1は、何らかの形で環境問題に起因し、その死亡者の3分の1以上を14歳以下の子どもが占めているとしています。 また、車や工場からの排煙が劇的に削減されない限り、子どもの慢性的な病気として知られる喘息による死亡が2016年までに20%近く増える可能性があると予測しています。
© UNICEF/HQ07-0097/Susan Markisz |
(財)日本ユニセフ協会は、日本政府とユニセフとの事業協力に関する協議などのため、14日より来日するユニセフ本部事業部のアラン・コート部長を迎え、本ブックレットを通じてユニセフが訴える「気候変動が子どもましたちに与える影響」の問題に関するセミナーを下記のとおり開催します。
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アラン・コート ユニセフ本部事業部部長 略歴 |
© UNICEF/HQ03-0267/Robert Bailey |
現在、本部事業本部の部長を務め、ミレニアム開発目標の達成に向け、ユニセフが中心的な役割を果たすために、全世界で展開されるユニセフの支援事業の指針となる政策や指針、事業運営管理などに主導的な役割を果たしている。
前職となるデンマーク・コペンハーゲンの物資センターの代表時代には、同センターの機能を刷新。ユニセフの現地事務所のみならず、各国政府などに同様の物資を供給するサービスを改善し、ユニセフの支援事業、特に人道危機の現場に必要な支援物資や資材・機材を円滑に供給できる体制を築いた。
初めてのユニセフの仕事となったバングラデシュ(1975年〜1978年)の後、インドネシア、エチオピア、ネパール、チャド、ユーゴスラビア、ボリビア、コロンビアのユニセフに勤務。1998年8月から2000年12月に掛け、ユニセフ・インド事務所の代表を務めた。
イギリス出身。レディング教育大学・農村社会開発学の修士号を持つ。