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ユニセフ協会からのお知らせ

「地球の温暖化防止」×「子どもたちへ支援」×「活動の輪を広げる」
Climate & Children Supporters によるユニセフの支援 

【2008年3月21日 東京発】

株式会社三井住友銀行は『Climate & Children Supporters』(クライメート&チルドレンサポーターズ) プログラムを開始、ユニセフはこのプログラムからの支援により、自然災害により影響を受けている子どもたちのためのプロジェクトを実施します。

『Climate & Children Supporters』は、CO2排出権の購入によって、温室効果ガス削減プロジェクト実施国における温暖化防止の取り組みへ協力すると同時に、ユニセフへの寄付を通じて開発途上国の子どもたちを支援するプログラムであり、三井住友銀行がこのためのプラットフォームを提供します。温室効果ガスの削減という地球温暖化問題の「原因」だけに目を向けた活動を行うのでなく、その問題から引き起こされた「結果」である自然災害の被災地域の支援も同時に行うことを目指しています。

本プログラムは、プラットフォームを提供する三井住友銀行と、趣旨に賛同し、開発途上国の子どもたちを支援する企業の集合体であり、ユニセフは支援プロジェクトの担い手となります。

支援国・モザンビークと支援プロジェクトについて

支援先は検討を重ねた結果、近年、サイクロンや洪水などの自然災害が相次いでいる国の一つ、南部アフリカのモザンビークでのユニセフの「水と衛生プロジェクト」を支援することになりました。

モザンビークでは、季節ごとの洪水やサイクロン、長引く干ばつなどの自然災害にさらされ、人々の生活が大きく影響を受けています。その中でも一番多くの影響を受けるのは、弱い立場にある女性や子どもたちです。安全な水やトイレを利用することができず、また不適切な衛生習慣のため、コレラや赤痢などの感染症や下痢が多くみられます。下痢はいまだ子どもの主要な死亡原因で、5歳未満児の14%が発症しています。

『Climate & Children Supporters』のご支援により、洪水による被害を受けたモザンビークのマニカ州とソファラ州で、20の学校を対象に井戸やトイレを建設し、子どもたちの衛生教育を実施します。2008年〜2010年の3ヵ年プロジェクトを通じて、約10,000人の子どもたちが、清潔で安全な環境で学校生活を送れるようになり、水に関する病気から守られるようになる予定です。

モザンビーク洪水被災地からの日本人スタッフレポート>>

気候変動と子どもたち>>

『Climate & Children Supporters』についてくわしくはこちら

Climate&Chilsren Supporters

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