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気候変動と子どもたち—Climate Change and Children、特設サイト開設!
京都議定書の誕生から満11年目。 気候変動について、ユニセフのアン・ベネマン事務局長は、次のように述べています。 「気候変動がもたらす『結果』については、まだ多くのことを学ばなければなりません。しかし、この問題の解決なくして、経済と社会の発展を維持することはできないことは確かです。」 世界保健機関(WHO)は、世界で発生する全ての死亡の約4分の1は、何らかの形で環境問題に起因し、その死亡者の3分の1以上を14歳以下の子どもが占めているとしています。
2006年、世界全体の子どもの死亡数は970万人。1960年から60パーセントも改善していますが、特に5歳未満児の三大死亡原因、すなわち呼吸器感染症、下痢症、そしてマラリアは、環境に密接に関連した疾患です。またWHOは、車や工場からの排煙が劇的に削減されない限り、子どもの慢性的な病気として知られる喘息による死亡が2016年までに20パーセント近く増える可能性があると予測しています。
子どもたちが安全で健康的な生活を送ることができる環境の維持と創造を促進するための戦略としては、
現在ユニセフは、この問題に取り組む様々なパートナーとともに、気候変動の影響を受けている各国政府が、自国の子どもたちに、自らの力で身の回りの環境を保護・再生する方法を学ぶ機会を提供する「環境教育キット」を開発しています。 気候変動問題を解決していくための変化をもたらす子どもたちや若者の力は、世界中に溢れているのです。 ユニセフは、気候変動の議論を「子どもたちを取り巻く問題」を中心に進めることを国際社会に訴えてまいります。
* * * * * みなさまからの安定したご協力は、日々成長してゆく子どもたちの一時一時をささえ自分の力で人生を切り開くまでを長期的に支援することになります。暖かいご支援とご協力をお願い申し上げます。 |