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ユニセフ協会からのお知らせ

レーク事務局長 世界有数のユニセフ支援国=日本へ

【2010年5月11日 ニューヨーク発】

© UNICEF/NYHQ2010-0697/Markisz
アンソニー・レークユニセフ事務局長

5月1日に就任したばかりのアンソニー・レーク事務局長は、第55回ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)総会に出席のため訪問していた韓国に続き、11日、ユニセフ事務局長として初めて日本を訪れました。

2日間の滞在中、レーク事務局長は、皇太子殿下に謁見を賜る他、鳩山由紀夫首相、岡田克也外務大臣、国会議員、政府関係や主要民間ドナーの代表らと面会し、第2次世界大戦直後から続く日本とのパートナーシップの強化について意見を交換します。

「日本政府と日本国民は、困難な状況に置かれている子どもたちの生活を改善するためのユニセフの活動を力強く支えてくださっています。また日本は、ミレニアム開発目標達成のために強力なリーダーシップを発揮してくださっていますし、これからも、重要な役割を果たしてくださるでしょう。」「子どもの権利を守ることは、国際社会に課された責任です。この責任を果たすには、ユニセフと日本の間に存在するような強いパートナーシップが必要です。」

日本政府は、政府ドナーの中で上位10位に入る拠出額を誇るドナーです。これに、日本ユニセフ協会を通じて日本の皆様から寄せられる募金やご寄付の金額と合わせた総額は、他国に類を見ない規模です。レーク事務局長は、今回の来日中、日本ユニセフ協会(ユニセフハウス)も訪問する予定です。

国連大学ビルのウ・タント国際会議場で行われる来日イベントでは、レーク事務局長は、黒柳徹子さん、アグネス・チャンさんらとともに、ユニセフのパートナー団体、支援者の皆様、ボランティアの皆様の功績を称え、感謝の意を表す予定です。本イベントでは、2009年11月20日に「子どもの権利条約」が採択満20年を迎えることを記念してカナダのアーティストのスティーブ・バラカットさんが作曲したユニセフ・アンセム『ララバイ』が、子どもたちによって合唱される予定です。

レーク事務局長は、また、かつて国連難民高等弁務官やユニセフ執行理事会議長をされていた緒方貞子氏にも面会する予定です。現在、緒方さんは、国際協力機構(JICA)の理事長を務めていらっしゃいます。この会合では、ユニセフとJICAの連携に焦点が当てられ、子どもたちを取り巻く諸問題を解決するために、国際的な協力をさらに促進するための取り組みについて話し合われることになっています。

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