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ユニセフ協会からのお知らせ

〜きれいな水を、世界の子どもに〜
TAP KANAGAWA 記者発表会

清潔で安全な水を必要とする世界の子どもたちへの支援のため、レストランの水を通して募金する「TAP PROJECT」。近代水道発祥の地、横浜を舞台に、昨年、約300店のレストラン・カフェの協力を得て、実施されたTAP YOKOHAMAから、今年は、神奈川県内のレストラン・カフェへとエリアを拡大してTAP KANAGAWAを展開します。

© 日本ユニセフ協会

TAP KANAGAWAは2010年9月18日から10月4日まで、公益社団法人 日本青年会議所第59回全国会員大会 小田原・箱根記念行事として、公益社団法人 日本青年会議所関東地区神奈川ブロック協議会主催、横浜市水道局および日本ユニセフ協会の共催で実施します。実施に先駆けて、9月2日に、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルにて記者発表会が開催されました。

記者発表会には、主催である公益社団法人 日本青年会議所関東地区神奈川県ブロック協議会 高橋幸一会長をはじめ、共催を代表して、林文子横浜市長、日本ユニセフ協会 早水研専務理事、参加レストラン代表として、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル ジョン バティス・ピジョン総支配人、TAP PROJECTの支援先となるマダガスカル共和国 駐日特命全権大使 ジミー・ラミアンジソン閣下にも参加いただきました。

主催者の公益社団法人 日本青年会議所関東地区神奈川ブロック協議会 高橋幸一会長は、「昨年のTAP YOKOHAMAの実施に感動し、この取り組みを神奈川全域に広めたいとの思いを持っていたので、今回実施に至れたことを大変うれしく思う。」と気持ちを語りました。林文子横浜市長は、「かつては横浜も水が原因でコレラや赤痢で苦しんだ時代があった。近代水道が取り入れられ、今では横浜の水はゴールデンウォーターとまでいわれるようになった。水にまつわるこのプロジェクトを通じて、横浜がもらってきた恩を返したい。」と述べました。

© 日本ユニセフ協会

記者発表会の後半では、湘南ベルマーレの坂本紘司選手(写真 下段 中央)と、神奈川県内のJリーグ4チームオフィシャルクラブマスコット、(写真 上段 右から)湘南ベルマーレ キングベル1世、横浜Fマリノス マリノスケ、横浜FC フリ丸、川崎フロンターレ ふろん太も応援に駆けつけました。坂本選手は、「水がないと筋肉が痙攣することにもつながるので、スポーツ選手には水は欠かせないもの。TAP PROJECTはいつも当たり前に飲んでいる水に対して考えさせられるプロジェクトだと思う。積極的にTAP KANAGAWAに参加したい。」と思いを語りました。ユニセフ神奈川県支部のボランティアのお二人(写真 下段 右・左)と、坂本選手には、テーブル上での募金実演も行っていただきました。

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お寄せいただいた募金は、昨年に引き続き、アフリカ・マダガスカルの子どもたちの水と衛生環境の改善のために活用されます。

TAPプロジェクトとは・・・

世界では約8億8400万人の人々が、また5歳未満の子どもの5人に1人は清潔で安全な水を飲むことができません。汚れた水と不衛生な環境が原因で、1日に約3,800人もの子どもの命が失われています。TAP PROJECTは、清潔で安全な水が当たり前のように手にできる環境で生活する人々が、こうした世界の子どもたちのことを知り、支援しようと2007年にニューヨークで開催された取り組みです。レストランで提供されるお水に対して、任意の金額を寄付していただくことで、ユニセフが推進する、世界の子どもたちに清潔で安全な水を提供するための活動を支援します。日本では、2009年からTAP PROJECTがスタートしました。

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