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〜きれいな水を、世界の子どもに。〜
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「きれいな水を、いつでもかんたんに手にすることができる」。日本に住む私たちには、それは当たり前のことです。しかし世界ではいまだ7億8,000万人の人々が清潔で安全な水を使うことができず、汚れた水と衛生環境が原因で、毎日2,000人以上の子どもが下痢という単純な病気から深刻な脱水症状に陥り、命を落としている現実があるのです。
TAP PROJECTは、レストラン・カフェで提供されるお水やお茶に対して、任意で100円もしくはそれ以上の募金をしていただくという新しいかたちの募金活動です。2009年に始まったこのプロジェクトを通してお寄せいただいた募金は、アフリカ南東部の島国マダガスカルでユニセフが行う水と衛生の支援事業に役立てられています。2009年と2010年に実施されたTAP PROJECTを通じて寄せられたご支援※によって、35の小学校に、33ヶ所の井戸や給水施設、そして120基のトイレを設置し、主に子どもたちを対象に衛生習慣を普及する活動も行われています。その結果、学校に通う9,600人の子どもたちやその周辺の地域住民が、清潔で安全な水を飲むことができるようになりました。
※2011年は、急遽東日本大震災に支援先を変更しました
© 日本ユニセフ協会/2010/satomi matsui |
活動4年目を迎えた今年、425店舗のレストラン・カフェにご賛同いただき、全国38都道府県で募金活動が展開されます(7月18日現在)。7月28日(土)〜8月5日(日)の9日間、各店内には、 TAP PROJECT JAPANの趣旨を説明したテーブルカードが用意され、お客様に趣旨をご理解いただき、チップの感覚で任意の金額を置いていただきます。また、一部店舗ではカウンターなどに設置された募金箱による募金も実施致します。
夏休みのお出かけに、ご家族やご友人とのお食事やカフェタイムに、ぜひTAP PROJECT JAPAN参加店にお運びください。
TAP PROJECT JAPANの詳細やお近くの参加店検索は、TAP PROJECTサイトから
http://www.tapproject.jp/
*TAP PROJECT JAPANは、「参加レストランによるオペレーションのご協力」に加え、パートナー企業による「資金提供のご協力」「リソース(物的・人的)提供のご協力」メディア各社による「無償スペース提供によるご協力」など、多くのパートナーのご協力に支えられ、日本ユニセフ協会、博報堂、博報堂アイ・スタジオの有志スタッフからなる事務局が運営しています。