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財団法人日本ユニセフ協会

■実施中の募金キャンペーン

パートナー スタッフの紹介

学校に通える喜びを胸に、ラオスで開校式が開催!
イオンと日本ユニセフ協会の「ラオス学校建設支援募金」

2008年3月27日、ラオスの北部のシエンクワン県に新たに建設された小学校で開校式が盛大に行われました。

この小学校のニックネームは「サンサン・スクール」。イオンと日本ユニセフ協会の支援で2007年度にラオスに建設された小学校の1つです。

真新しい校舎は5つの教室と教員室を兼ね備え、男女別のトイレや給水設備も設置されています。教室にはさっそく子どもたちの絵が飾られ、明るい教室で子どもたちは目を輝かせて学んでいます。

© UNICEF Lao PDR/2008/Phouthavong
新しい校舎の前でテープカット

開校式当日は、ラオス教育副大臣、シエンクワン県知事代理及びユニセフラオス代表が出席したほか、サンサン・スクールの児童約80名、地元ドンゲ村の村人達100名以上が参加。日本からは、岡田元也イオン株式会社代表執行役社長、早水研日本ユニセフ協会専務理事が挨拶。日本からのボランティア約40名が出席し、キャンドルの点灯式、校庭での記念植樹、サッカー、新体操教室、折り紙などを通して、ラオスの子どもたちと交流し、開校の喜びを分かち合いました。 さらに、ボランティアとして参加したバイオリニストの五嶋龍さんが、子どもたちの前でバイオリン演奏を披露、子どもたちは初めて聞く美しい音色に、言葉を失うほど衝撃を受けていました。

開校式が行われたシエンクワン県は、ベトナム戦争の際にもっとも激しく爆撃を受けた地域です。学校の裏には、爆撃で空いた大きな穴がいくつも残されており、この付近の村も当時は壊滅状態でした。学校は、この地域の復興と再建のシンボルでもあります。

学校に通う11歳の女の子、シパ・ダボウディさんは言います。

「古い校舎はほこりっぽく、冬はとても寒いんです。水が十分にないので、トイレも汚く、誰も学校に行きたがりませんでした。でも、新しい学校はとても快適で、教材もたくさんあります。美術や図工の授業もできるようになって、授業がもっと面白くなりました。壁に自分の絵が飾られて、とてもうれしかったわ」

© UNICEF Lao PDR/2008/Phouthavong
教室で学ぶ子どもたち

イオンと日本ユニセフ協会によるラオスの学校支援は2006年度に始まり、3ヵ年で100校を支援することを目標としています。ラオスの特に農村部の子ども達が学校に通えるように、学校の建設やトイレ・給水設備の設置、教材や遊具の提供、教員の研修、地域が参加した学校開発計画作りなど、ハードとソフトの両面から総合的な支援を行っています。ラオス北部のルアンプラバン県とシエンクワン県に、2007年度は30校、2008年度は32校の学校が支援されました。

イオンと(財)日本ユニセフ協会のパートナーシップによるこれまでの支援活動

カンボジアでは139の小学校が支援を受けました
2001年〜2003年までの3年間、イオン各社の店頭や事業所でのお客様からの募金とイオン1%クラブの同額拠出をあわせて、3年間で計295,305,492円のご協力をいただき、日本ユニセフ協会からの支援もあわせて計139校の小学校が開校しました。

イオン・ユウジョウスクール(カンボジア コンポン・スプ州)

© UNICEF/Cambodia
旧校舎(2002年)
© UNICEF/Cambodia
新校舎(2004年)

 

© UNICEF/Cambodia

「新しい知識やスキルを学ぶことができるので、私はこの学校が好きです。今は校舎も立派で、敷地には花が咲いていて、広い運動場や男女別々のトイレがあるこの新しい学校が私の自慢です。将来は子ども達が楽しく勉強するための手助けをする先生になりたいです。」

Bun Thea/6年生/15歳

ネパールでは57校が支援を受けました

© UNICEF/Nepal

2004年から開始したネパールの支援では、イオン各社の店頭や事業所でのお客様からの募金とイオン1%クラブの拠出をあわせて、計186,719,689円のご協力をいただき、日本ユニセフ協会からの支援もあわせてネパール南部のカピルバストゥとパルサの農村部で計57校の小学校を支援しました。

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