アグネス大使 TOPICS
アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使
ニューヨーク・ユニセフ本部にて全米デビューアルバムを披露
[2006年3月7日 ニューヨーク発]
3月6日の夜(現地時間)、アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使が、ニューヨーク・ユニセフ本部にて、全米デビューアルバム「Forget Yourself」の発表とライブ・パフォーマンスを行ないました。
アン・ベネマンユニセフ事務局長は、アグネス大使の紹介とともに、ユニセフと世界の子どもたちに対する彼女の絶え間ない支援に感謝の意を述べました。「アグネスさんのような方たちこそ、真の『親善』大使です」ベネマン事務局長は述べています。
「アグネスさんは特に、紛争で大きな影響を受けている子どもたちのために精力的に活動をつづけています。世界中を回り、戦争が引き起こした痛ましい惨状を直に見ています。その上で、紛争においてもっとも罪のない犠牲者である子どもたちを癒してきました」
「このアルバムのタイトル『Forget yourself』は、世界の至るところで苦しみが続いているのだということに気づかせてくれます」ベネマン事務局長はさらにこう述べました。「これまでに出会った子どもたちとその子どもたちが直面している苦難に触発されて作られたアグネスさんの歌には、困難のなかでもなお失われずに存在する希望に溢れています」
ライブでアグネス大使は、もう1人の香港出身のユニセフ親善大使、ジャッキー・チェンさんとのデュエット曲「It's a Wonder」を披露しました。この曲は、観客に混じって応援していたアグネス大使の3人の息子、アーサー君、アレックス君、アポロ君の影響を受け、大使自身が作詞した曲です。「It's a Wonder」は、「ユニセフ60周年記念CD」にも収録され、今年の後半にユニセフのホームページからダウンロードできるようになる予定です。(この曲から得られた収益はユニセフに寄付されます)
ジャッキーさんは会場には来られませんでしたが、ステージには等身大パネルが飾られ、ビデオでメッセージを寄せてくれました。
事務局長による紹介にもあったように、アルバムに収録されている曲のほとんどは、アグネスさんが今までに出会った子どもたち、とくに1998年に日本ユニセフ協会大使に就任し、海外視察中に出会った現地の子どもたちに触発されて作られたものです。
それぞれの曲紹介で、彼女は子どもたちとの出会いを語りました。スーダン南部の傷ついた子どもの兵士、わずか13歳のときに性産業に放り込まれ搾取されたフィリピンの女の子、栄養不良で命を落としたエチオピアの幼い少年のことを。
「毎年現地を訪れるたびに、子どもたちから多くのことを教わります」アグネス大使は話します。「子どもたちは刺激を与えてくれます。頑張るように、そして希望を忘れないように、と。子どもたちはいつも私に元気をくれます。このアルバムは、基本的に彼らの影響を受けて作りました」
「皆さんがこのアルバムを聞いて気に入ってくだされば、と思います。歌に秘められた子どもたちの声を聞き、子どもたちがどんな苦難を経験してきたのかを知っていただければ、そして皆さんの心のほんの片隅ででも子どもたちのことを思ってもらえれば、うれしく思います」
ユニセフ本部が配信している動画コンテンツで、当日の様子がご覧いただけます。(英語)
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