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日本ユニセフ協会

プレスリリース

2025年
世界とユニセフの動き
報道向けイベントカレンダー

2024年12月24日東京

報道機関の皆さまへ

日本ユニセフ協会広報・アドボカシー推進室より、2025年の世界とユニセフ(国連児童基金)の動き、発表される報告書等についてご案内いたします。ご取材等のご参考になりましたら幸いです。

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当協会では、世界の子どもたちの状況やユニセフのグローバルな活動と連動して、子どもに関する統計データや画像・動画のご提供、現場でのご取材のサポート、ユニセフ専門家へのインタビューアレンジ、日本の報道機関向けの記者ブリーフィングや現地ユニセフ職員による報告会の開催などを行っています。どうぞお気軽に、 jcuinfo@unicef.or.jp までお問い合わせください。

また、2025年は日本ユニセフ協会設立70年の節目の年となります。遡ること第二次世界大戦終結後、ユニセフが展開した日本の子どもたちへの支援に対し、全国から感謝の手紙が寄せられました。その手紙を英語に翻訳するボランティア活動から始まった当協会は、1955年、全世界の子どもたちを支援する国連の常設機関となったユニセフを支える財団法人として設立されました。翌年に始まった「ユニセフ協力募金」には、当時まだユニセフの脱脂粉乳が届けられており支援を受け取る側だったにもかかわらず、全国の学校から総額1,250万円もの募金が寄せられました。70年前、日本の子どもたちが始めてくださった活動は、今、世界で最も厳しい状況に置かれている子どもたちの命と健康を大きく支えています。

本年、当協会は日本の子どもたちが直面するさまざまな課題への取り組みとして、こども家庭庁と共に、「こどものけんりプロジェクト」をスタートしました。「節目」の年に当たる2025年は、世界の子どもたちのみならず日本の子どもたちのためにも、これまで以上に、みなさまと共に、「次の10年、20年に残るもの・続くこと」に取り組んでゆきたいと存じます。

来年も、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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2025年の主な予定

下記は12月24日時点の予定で、変更になる可能性があります。また、3月以降の予定の詳細は追ってお知らせします。

 

1月開催中(終了日未定) 

ユニセフ企画展「潮とともに生きる~アグネス大使とみたキリバス、気候変動の現状」(東京)

海面上昇、暴風雨や干ばつなどの異常気象、高潮など、気候変動の影響によるさまざまな問題が起きている太平洋島嶼国のキリバスを、今年5月末~6月初旬にかけ、ユニセフ・アジア親善大使のアグネス・チャンさんが訪れました。キリバスとその子どもたちが直面する現状を、写真家・野澤亘伸氏撮影の写真と共に紹介します。ユニセフハウス(東京都港区)で開催。入場無料。

アグネス大使によるキリバス訪問の様子はこちら>

また、以下のとおり、日本ユニセフ協会協定地域組織(各道府県ユニセフ協会)主催による同企画展の開催も予定されています。

・3月19日~4月2日 香川県(綾川生涯学習センター)

 

2025年1月中

「子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)」実践自治体に愛知県豊田市を承認(予定)

2021年日本で正式に開始したCFCIは、子どもに一番近い行政単位である市町村等で、子どもの権利条約を実現しようとする事業です。2021年に「ユニセフ日本型CFCI実践自治体」として承認された5自治体(北海道ニセコ町、北海道安平町、宮城県富谷市、東京都町田市、奈良県奈良市)に加え、候補自治体として2年間の準備を行ってきた愛知県の豊田市が、実践自治体に承認される予定です。なお、2024年12月には埼玉県三芳町が候補自治体に承認されています。

 

2025年1月20~24日

世界経済フォーラム年次総会「ダボス会議」

2025年も「子どもたちへの“投資”」を呼びかけます

ユニセフは毎年ダボス会議に参加し、世界の、特に最も貧しく困難な状況にある子どもたちが直面するさまざまな課題を解決するため、どのような行動が必要で、効率的・効果的なのかを世界のリーダーたちに訴えています。

 

2025年1月24日

第58回ユニセフ研修会

学校現場に「世界の子どもたち」と「子どもの権利」の視点を

全国の校長会や教育委員会、指導主事の方々を対象に途上国の子どもたちが直面している厳しい現状とユニセフの活動、ユニセフ学校募金の意義について理解を図るため、1967年から毎年開催。2023年からは、ユニセフが各国で進める「子どもの権利を大切にする教育」に関する実践報告なども行っています。

 

2月6日

「国際女性器切除根絶の日」

「国際女性器切除根絶の日」は女の子と女性の著しい人権侵害にあたる女性器切除(FGM)という慣習を、全世界で終わらせる取り組みを促進するため、2012年に制定されました。SDGs(持続可能な開発目標)の目標5「ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う」、およびターゲット5.3「未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する」にあるとおり、国際社会は2030年までにFGMの慣習を完全に根絶することを目指しています。

 

2月6日

トルコ・シリア地震発生から2年

2023年2月にトルコとシリアが2度の大地震と多数の余震に襲われてから、2年。ユニセフは、今も現地での支援活動を展開しています。

関連記事はこちらからご覧いただけます。

 

2月11日 

「セーファーインターネットデー」

ユニセフは、より安全なオンラインの世界をつくることを目指して、オンラインの子どもの保護に取り組むとともに、世界のすべての子どもがデジタル技術の恩恵を享受できるように、各国政府やパートナーとともに活動を続けます。
セーファーインターネットデーについてはこちらをご覧いただけます。

 

2月24日

ウクライナでの戦争激化から3年

ユニセフは危機の発生以来、スタッフを増員し、ウクライナ国内と避難先の周辺国で子どもの保護に奔走しています。
関連記事はこちらからご覧いただけます。

 

3月 
4日 子宮頸がん予防ワクチン接種キャンペーン(予定)
8日 「国際女性デー」
16日 「麻しん予防接種の日(Measles Immunization Day)」
22日 「世界水の日」
26日 イエメン紛争勃発から10年
27日 「栄養サミット」(フランス・パリ)

 

4月
15日 スーダンでの武力衝突激化から2年
22日 「アースデー」
24日~30日 「世界予防接種週間」

 

5月
15~30日 ユニセフ年次報告2024発表
17日 「メンタルヘルスアクションデー」
25日 「世界保健総会」(スイス・ジュネーブ)
未定 ユニセフ「レポートカード19」発表

 

6月
1日~30日 「育児月間」
1日 子どもの栄養に関する報告書発表

9日 日本ユニセフ協会創立記念日(70周年)
1955年に財団法人として設立し、2011年に公益財団法人へ移行認定された日本ユニセフ協会は、世界の32の国と地域にあるユニセフ協会(ユニセフ国内委員会)の一つで、ユニセフとの協力協定に基づき、日本国内におけるユニセフの公式窓口として募金活動、広報活動、子どもの権利の実現を目的としたアドボカシー活動を行っています。

12日 「児童労働反対世界デー」
16日~ 子宮頸がん撲滅フォーラム

 

7
未定 人口密集地における爆発性兵器に関する国際会合

 

9月 
9日~24日 国連総会開催

 

10
7日 ガザでの武力衝突激化から2年
7日 アフガニスタン地震発生から2年
10日 「世界メンタルヘルスデー」
11日 「国際ガールズ・デー」
24日 「世界ポリオデー」

 

11
10~22日 国連気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP30)開催(ブラジル・ベレン)
20日 「世界子どもの日」

 

12
1日 「世界エイズデー」
3日 「国際障害者デー」
10日 「人権デー」
11日 ユニセフ創設記念日
未定 ユニセフ「子どもたちのための人道支援(Humanitarian Action for Children=HAC)2025年」発表

 

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報道機関用お問い合わせ先

日本ユニセフ協会 広報室

TEL 03-5789-2016
FAX 03-5789-2036
Eメール jcuinfo@unicef.or.jp

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