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HOME > パートナー > 世界の大使 > 日本ユニセフ協会大使 > アグネス大使 > 現地レポート > 2007年6月 インド 深刻化する格差や貧困問題
公益財団法人日本ユニセフ協会
「繁栄の陰で・・・ 取り残された子どもたち」アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使:インド・ムンバイ視察報告 2007年6月15日〜23日

近年のIT産業などの躍進から著しい経済成長を続けるインド。2005年のGDP(国内総生産)成長率は9%にも達しました。しかしその一方で、11億の国民の3人に1人は、いまだに1日の生活費が1ドルにも満たない、極端に貧しい生活を余儀なくされています。こうした「持つ者」と「持たざる者」との格差と、今日的な貧困問題の縮図となっている場所の一つが、アラビア海に臨むインド最大の商業都市、ムンバイ(ボンベイ)。市民人口の75%が暮らすともいわれるスラム地域では、「貧困」が幼い子どもの命を奪い、教育の機会を奪うという、従来から存在した「負の再生産」の問題があります。

繁栄を享受する人々の陰で、 都市の中の貧困層、とくに子どもたちはどのような生活をしているのでしょうか?その子どもたちのために、私たちには何ができるのでしょうか? それを確かめるために、アグネス大使がムンバイの地を訪れました。

 
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