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ボリビアで新たに定められた子どもと青少年に関する法律に対し、ユニセフは、経済的搾取や教育を妨げる労働などから子どもを守らなければならないなどの点を評価します。一方で、新たな法律では12歳の子どもが保護者の同意があれば働けること、また10歳もの子どもが自営であれば働けることを法律の適用除外として認めている点について、憂慮しています。 ボリビアで働く子ども半数以上が14歳未満新しい法律は、子どもと青少年は経済的搾取や自身の教育を妨げるあらゆる労働活動、また、危険で不健康な環境に置かれること、子どもの尊厳や発育が脅かされることから守られなければならないとしています。 また、18歳未満のすべての子どもたちが危険とされる21の仕事に就くことも禁じています。 子どもや青少年をより守ることが定められた一方で、本法律では、12歳の子どもが保護者の同意があれば働けること、また、10歳もの子どもが自営であれば働けることを例外として認めています。
現在、ボリビアで働く子どもの58%は14歳未満で、児童労働の90%は非公式経済※内で行われています。ユニセフは、新たな法律で認められた2つの例外によって、最も保護を必要とする子どもたちが危険にさらされることを強く懸念しています。 児童労働の撤廃に向けて
児童労働は、子どもが持つ学校に行く権利を奪い、健康を損ね、暴力にさらし、世代をまたぐ貧困の連鎖を促進させるものです。 子どもの権利条約第32条は、すべての子どもは経済的搾取から保護され、危険な労働、または子どもの教育の妨げとなり、子どもの健康もしくは身体的、精神的、道徳的、社会的な発達に有害となる恐れのある労働への従事から保護される権利を認めています(経済的搾取からの保護)。 ボリビア政府は、1990年6月26日に子どもの権利条約を批准しています。 児童労働の撲滅は、極度の貧困と飢えを撤廃し、男の子も女の子もすべての子どもたちが初等教育を修了することをかなえるものです。また、子どもへの暴力や読み書きができないこと、HIV/エイズやほかの病気から守る助けとなります。 ユニセフは引き続き、ボリビア政府とともに、子どもを守り、あらゆる形態の児童労働の撤廃に取り組みます。
■参考情報:ボリビアに関する基本統計 (出典:ユニセフ『世界子供白書2014 統計編』) 【関連動画】 【関連ページ】 |