水と衛生
© UNICEF/UN0158150/Sujan
子どもたちが生きていく上で、水と衛生は大きな問題です。汚れた水や不衛生な環境は、感染症を引き起こします。幼い子どもたちのなかには、下痢などで命を落としてしまうことも少なくありません。
ユニセフは、清潔な水を届けられるよう井戸などの給水設備を作ったり、衛生的な生活が送れるようトイレを設置したり、学校教育や保健所を通じて、石けんを使った正しい手洗いなどの衛生習慣を広めるといった活動をすすめています。
子どもたちが安全な水や衛生施設にアクセスできれば、単なる生活の向上に限らず、健やかに成長し、教育を受け、明るい未来を持つ機会が得られるのです。
- SDGs 62030年までに、すべての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性及び女児、ならびに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を払う。
- 6.1
2030年までに、すべての人々の、安全で安価な飲料水の普遍的かつ衡平なアクセスを達成する。 - 6.2
2030年までに、すべての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性及び女児、ならびに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を払う。
主要データ
2022年、世界では・・・
- 22億人が、安全に管理された飲み水を使用できない。このうち、1億1,500万人は、湖や河川、用水路などの未処理の地表水を使用している。
- 34億人が、安全に管理された衛生施設(トイレ)を使用できない。このうち4億1,900万人は、家や近所に利用できるトイレがなく、道ばたや草むらなど、屋外で用を足す、屋外排泄を行っている。
- 20億人が、石けんや水が備わった基本的な手洗い設備が自宅にない環境で暮らしている。
出典:
(2023年7月更新)
南スーダン
ジョサファット専門官のストーリー
子どもの頃、実家の近くに井戸ができたことで、ユニセフの水と衛生専門官を志したジョサファットさん。「子どもたちが家の近くで水をくめるようになれば、私のような子ども時代を送ることなく、学校に通えるようになると思ったのです」。
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