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コンゴ民主共和国東部の町カマンゴ(Kamango)近くでの戦闘により、66,000人以上の人が隣国ウガンダへ避難しました。避難した人の55%は子どもです。反政府勢力による7月11日のカマンゴへの襲撃以降、ウガンダのブバンブディ(Bubanbdi)には、コンゴ難民が押し寄せています。 ◆子どもたちに押しよせる人道的危機
難民となった子どもたちの多くは、真夜中に武力攻撃が発生し、住民たちは混乱に陥り、殺戮から逃れるために家族が散り散りとなって避難したと証言しています。中には、混乱で両親や兄弟姉妹と離れ離れとなり、自らウガンダとの国境を目指した子どもたちもいます。 コンゴ民主共和国東部では、多くの子どもたちが人道的に危機的な状況に置かれています。2013年6月時点で、北キブ州の約2,000人を含む計4,500人もの子どもたちが武装勢力に徴用されているとみられています。子どもたちを武装勢力に取り込み、兵士とすることは、子どもの権利の重大な侵害行為とされていますが、子どもたちを徴用している武装勢力はこれまで訴追されていません。また、ユニセフは、最近の武力衝突により、負傷または死亡した子どもがいるとの報告も受けています。 ◆最も支援を必要としている人に支援を確実に届けるために
現在、コンゴ民主共和国東部では、人道支援活動を行う場所までアクセスすることが阻まれ、ユニセフとパートナーが、最も支援を必要としている人たちに支援を届けるのは困難な状況です。2011年以来、人道的アクセスは376件拒否されたと記録されており、武力行為によって、学校と医療施設113件が襲撃を受けています。こうした状況は続くと見られ、ユニセフはすべての勢力に対し、子どもたちをあらゆるかたちの暴力、搾取、虐待からか守ることを呼びかけています。 ユニセフは、コンゴから逃れてきた子どもたちのために、ウガンダで緊急支援を展開しています。どこでも学校を始められる学用品一式をセットにした「スクール・イン・ア・ボックス」の配布や、難民たちの住居となっていた学校での授業再開、「子どもにやさしい空間」の設置、女性や子どもたちの病室を含む医療物資支援、ワクチン、救命物資、水やトイレ、衛生面での支援も行っています。
コンゴ民主共和国で2年半以上に渡り、ユニセフとパートナーは、武装勢力に徴用されていた子どもたち10,152人に一時的なケアを実施、家族のもとへ戻れるようにし、社会経済的な再建を支援してきました。また、16,000人以上の子どもたちが、心理社会的ケアと治療を受けてきました。 ユニセフは、ウガンダに逃れたコンゴ難民への人道支援のために、2013年末までの活動資金として約750万米ドル(約7億4,250万円※)の支援を必要としています。これに加えて、コンゴ民主共和国内での人道支援のために、引き続き約7,800万米ドル(約77億2,200万円※)の資金を国際社会に要請しています。 ※1米ドル=99円で換算 人道危機緊急募金郵便局(ゆうちょ銀行) *公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。 |