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財団法人日本ユニセフ協会

世界の子どもたち

J8サミット開催まで2週間 G8各国で準備進む
J8ドイツ代表が参加 「Youth Hearing G8」

【2007年5月22日 ドイツ・ケルン発】

J8開催まで2週間となった5月19日(土)、旧西ドイツの首都ボンに建つ国連ビルで開催された若者のイベント「Youth Hearing G8」に、J8サミットのドイツ代表が参加。ドイツ各地から訪れた若者らとJ8サミットの議題を含めた様々な国際問題について意見を交換し、交流を深めました。

このイベントは毎年、ドイツの教会団体に所属する若者たちが「平和と正義」をテーマに、世界が直面する問題について議論し、問題解決のための提言を政治家や教会の指導者に訴えるものです。今回のトピックはG8サミットの議題に合わせ「保健」「貧困」「栄養」など。分科会に分かれた若者たちは、それぞれの問題の解決のために早急に取り組むべき課題を話し合いました。

「保健」をテーマにした分科会では、HIV/エイズの問題に焦点を置き、エイズ治療の普及を図り、より安価な薬を多くの人が手に入れられるようにすることや、HIV/エイズに関する啓発活動の必要性に言及。「ドイツがリーダーシップをとり、この問題への対策を実行すべきだ」とする、ドイツのメルケル首相に宛てた提言をまとめました。

J8サミットのドイツ代表チームも、それぞれが関心を持つテーマの分科会で、積極的に議論に参加しました。途中、司会者からJ8サミットへの抱負を聞かれたJ8代表の若者は、「ドイツの同世代の若者の意見を聞き、多様な視点から、改めてJ8で話し合われる議題について考えることができた」と語り、J8サミットへの意気込みを新たにしています。

イベント終了後にボンのマーケットを見学するJ8代表

J8 は、ユニセフ、モルガン・スタンレー、G8議長国の共同事業です

Morgan Stanley UNICEF

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モルガン・スタンレー

モルガン・スタンレーは、投資銀行、証券、資産運用、ウェルス・マネジメント、クレジット・サービス事業において多岐にわたるサービスを提供する世界有数の総合金融サービス企業である。世界31カ国にある600以上のオフィスを通じて、法人、政府、機関投資家、個人に質の高い金融商品およびサービスを提供している。モルガン・スタンレー・インターナショナル基金は、モルガン・スタンレーの欧州における慈善事業のためのチャリティ基金として1995年に設立され、イングランドおよびウェールズの社会福祉委員会に認定チャリティ団体として登録されている。同基金の寄付の対象は、モルガン・スタンレーが拠点を持つ欧州および南アフリカにおいて地域貢献活動を行っている非営利団体が中心となっている。支援活動は、健康や社会福祉を含むすべての分野において行っているが、特に、教育、職業訓練、雇用などの分野に注力している。

ユニセフ(国連児童基金)

ユニセフは、150以上の国と地域で、生誕から青年期まで、子どもたちの命と健やかな成長を守るために活動する国連機関である。ユニセフは、開発途上国で予防接種の普及活動を進める世界最大の機関であり、男女を問わず全ての子どもたちに保健や栄養、水と衛生、教育などの基本的なサービスを普及し、暴力や搾取、HIV/エイズの脅威から保護するための様々な支援事業を展開している。ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体・各国政府からの任意拠出金でまかなわれている。

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