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財団法人日本ユニセフ協会

世界の子どもたちは今

イラク:学校への攻撃で子ども複数名死亡
北部モスルでの攻撃を非難

【2014年6月8日 バグダッド、エルビル(イラク)発】

イラク北部の避難民施設に身を寄せる女の子。※記事との直接の関係はありません

© UNICEF/UKLA2014-04901/Karin Schermbrucker

イラク北部の避難民施設に身を寄せる女の子。※記事との直接の関係はありません

ユニセフは、6月7日土曜日、イラク北部ニナワ県の都市モスルで過激派と政府軍の衝突時に学校が直接迫撃砲による攻撃を受け、複数名の子どもの犠牲者が出たとの報道に際し、深い憤りを表明します。子どもや学校を狙った攻撃はいかなるものであれ、子どもの権利への重大な侵害であることが、安全保障理事会決議1612、1882で述べられています。

学校は、安全で、子どもたちが安心して遊び、学ぶことのできる平和な場所です。子どもたちや学校への攻撃という権利の侵害は、あらゆる文化、宗教、政府が賛同している基本的な人道的原則の根幹を揺るがす行為であり、イラクにおける暴力の連鎖をさらに激化させるものです。ユニセフは、今回の攻撃を非難し、子どもを危険にさらすあらゆる行為を終わらせることを求めます。

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