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財団法人日本ユニセフ協会

世界の子どもたちは今

緊迫のイラク情勢
支援物資3万キロ、空路アルビルに到着
避難民となった子どもは少なくとも45万人

【2014年6月18日 アルビル(イラク)発】

イ2014年6月17日、イラクに向けてユニセフの支援物資を空輸する様子

© UNICEF/NYHQ2014-0745/Mendes

2014年6月17日、イラクに向けてユニセフの支援物資を空輸する様子

2014年6月17日火曜日、ドバイから3万3,000キロの緊急人道支援が、北部アルビルに空路で到着。ドバイのユニセフ物資供給倉庫から届いたテント10張、毛布2,000枚、「箱の中の学校」20セット、レクレーション・キット、衛生キット5,000セット、幼児向けキット20セットによって、子どもたちとその家族3万5,000人以上が、支援を受けられるようになります。

北部モスルの急激な情勢変化と西部アンバール県で数カ月続いている武力衝突で、ユニセフは少なくとも子ども45万人が避難していると推計しています。

ユニセフ・イラク事務所代表のマルツィオ・バビルは「できるだけ早く、イラクの子どもたちが必要としている緊急人道支援物資を届けなければなりません。特に優先順位が高いのは、安全な水やトイレの提供、ポリオやはしかの予防接種、教育、『子どもにやさしい空間』です」と述べ、以下のように続けました。

「危機に直面しているイラクの子どもたちの基本的なニーズに応えるだけでなく、シリアからイラクに逃れ難民となったシリアの子どもたちがいることを忘れてはなりません。我々のもつリソースは限界に達しつつありますが、この2つの危機に対応すべく、最善を尽くしています」

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