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財団法人日本ユニセフ協会

世界の子どもたち

鳩山首相夫人 ニューヨークのユニセフ本部を訪問

【2009年9月23日 ニューヨーク発】

© UNICEF/NYHQ2009-1421/Toutounji
ニューヨークのユニセフ本部(ユニセフハウス)を訪れた鳩山幸首相夫人とヒルデ・ジョンソン ユニセフ事務局次長。

鳩山幸首相夫人は、23日、鳩山由紀夫氏の首相就任後、初めての公式訪問先としてニューヨークにあるユニセフ本部(ユニセフハウス)を訪れました。

ユニセフハウスを訪れた幸夫人を出迎えたヒルデ・ジョンソン ユニセフ事務局次長は、次のように述べました。

「ご多忙の中、ユニセフを訪問してくださり、大変光栄に存じます。日本のみなさまの、親密で長期にわたるユニセフへの協力に感謝しています。」

日本とユニセフの60年間にわたる協力関係は、ユニセフの歴史の中でも非常に重要なもののひとつです。ユニセフは1949年、初めて日本の子どもたちに粉ミルクを提供しました。その翌年、日本はユニセフへの支援を開始しました。

来月には、日本とユニセフとの60年のパートナーシップを記念して、アン・ベネマンユニセフ事務局長が日本を訪問する予定です。

幅広い支援

幸夫人は、ユニセフハウス内に設けられた緊急支援活動後方支援センターを視察。また、子どもの生存と平和構築分野での日本の支援、そして、アグネス・チャンさんと黒柳徹子さんのユニセフ親善大使としての活動についても説明を受けました。

さらに、首相夫人は、日本の化学メーカーが生産している防虫処理済みの蚊帳「オリセット」のサンプルもご覧になりました。ユニセフは、過去5年にわたって、この蚊帳の世界最大の購入者です。

ジョンソン事務局次長は、日本ユニセフ協会を通じたユニセフ支援の輪の大きな広がりに言及しながら、ユニセフと日本政府、国民、企業や団体などとの協力関係の概要を説明しました。

「日本のみなさんは、ユニセフをとても身近な存在に感じてくださっているようです。」(ジョンソン事務局次長)

友愛の精神

鳩山夫人は、訪問の最後、ユニセフハウスのギフトショップで、ユニセフ製品のテディベアを購入。鳩山首相自身も言われているとおり、日本国は、友愛の精神で開発途上国への支援を継続していくと表明されました。

2008年、日本政府はユニセフに、総額1億5,300万米ドル以上を拠出(政府拠出として世界第6位)。また、日本ユニセフ協会を通じた民間からの拠出額は146億円を超え、世界第1位でした。

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