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財団法人日本ユニセフ協会

世界の子どもたち

日本政府 カザフスタンの母子保健プロジェクトを支援
<カザフスタン>

【2007年1月10日 東京発】

© UNICEF Kazakhstan 2006

日本政府外務省は、ユニセフが、国連開発計画(UNDP)・国連人口基金(UNFPA)と協力し、カザフスタン共和国で実施する「セミパラチンスク元核実験場における人間の安全保障の推進」プロジェクトに対し、人間の安全保障基金を通じ、総額203万3,661ドル(約2億2,980万円)の支援を行うことを決定しました。

このプロジェクトの対象地域となるセミパラチンスクでは、1991年に旧ソ連の核実験場が閉鎖されて以来経済が悪化。教育や保健衛生など、基本的な社会サービスも十分に提供できない状況に陥りました。この度決定された日本政府の支援は、セミパラチンスクの人々やコミュニティーの基礎的な医療サービスへのアクセスを改善し、そうしたサービスを提供する地元行政機関やNGOの能力のみならず、小額融資などの方法を通じ地元企業家の能力の向上を図るなど、地域の総合的な能力強化をはかることによって、持続可能な地域経済・社会サービスの回復を実現することを目的としています。

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