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世界の子どもたち

キルギス:オシに人道支援活動の拠点を設置

【2010年6月25日 キルギス発】

© UNICEF/NYHQ2010-1247/Volpe
ユニセフ・キルギス事務所のスタッフと話をするズルフマル・アマンバエブさん。ジャラル・アバドにあった彼女の家は、民族間衝突の中、焼失してしまった。

ユニセフ現地事務所が伝えるところによると、キルギス南部では、何千人もの人々が、避難場所を求めてさまよっています。

「その多くは、たとえ民族間衝突の中、壊されてしまっていたとしても、自宅に戻ろうとしている人々です。」 「ほとんどの人々は、恐らく、現在、近隣や親戚の家に身を寄せていると思われます。臨時の避難所の設置が早急に求められています。」ユニセフ・キルギス事務所のジョナサン・ビーチ代表は、こう語ります。

キルギス政府は、ウズベキスタンに避難していた人々のうち、この数日間で、7万5,000人が自国に戻ったと報告しています。この90パーセントは、女性と子どもたちです。

こうした状況の変化に、ユニセフは、素早く対応しています。緊急支援物資を載せた貨物機が、現地時間26日に、ウズベキスタンのアンディジャンに到着する予定です。この支援物資は、到着後すぐに陸路で、国境を越えたキルギスの人々に届けられることになっています。この支援物資には、防水シート、約800世帯分の飲料水キット、基礎保健キット100セットの他、医療品や下痢性疾患の治療薬も含まれています。

© UNICEF/NYHQ2010-1241/Volpe
キルギス南部、ジャラル・アバドの全焼した家の“中”に立つアマンバエブさんの子どもたち。

ユニセフの支援物資を載せた貨物機は、これまでに既に3機が到着。支援物資は、ユニセフが支援活動を展開しているオシとジャラル・アバドで配布されています。

これらの支援物資には、下痢性疾患の治療用セット、助産キット、出産用外科キット、ビタミンA補給剤,貯水タンク、医薬品キット、基礎家庭用水キット、防水シート、教育資材、子どもの保護のために必要な物資が含まれています。医療品は、病院に届けられていますが、その他の物資は、国内で避難生活を送っている子どもたちやコミュニティの中でも、特に困難な状況にいる人々に優先的に提供されています。

ユニセフは、オシに支援活動の拠点となる仮設事務所と仮設倉庫を開設し、これらの活動を展開しています。

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口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「人道危機」と明記願います。
*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。

*公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。

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