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財団法人日本ユニセフ協会

世界の子どもたちは今

世界8月1日は、日本の『水の日』
-TAP PROJECT JAPAN 2013全国でスタート

【2013年8月1日 東京発】

© UNICEF Video
8月1日、期間限定のTAP WATER BARが東京・代官山T-SITEにオープン。TAP PROJECT JAPAN 2013記者発表会を開催しました。

8月1日は、日本の『水の日』。私たちにとって「水」はごく当たり前に透明で、水道水を飲んだとしても、それが原因で下痢や感染症になったり、命の危険にさらされたりすることはありません。しかし、世界ではいまだ7億6,800万人の人々が清潔で安全な水を使うことができず、汚れた水と不衛生な環境が原因で、毎日2,000人以上の子どもが下痢性疾患などの深刻な脱水症状に陥り、命を落としている現実があります。日本ユニセフ協会とhakuhodo i+d及び博報堂の有志メンバーは、全国420以上のレストラン・カフェとの協働により、2013年8月1日(木)〜8月31日(土)の1ヶ月間、「TAP PROJECT JAPAN 〜きれいな水を、世界の子どもに 〜」を実施いたします。

◆ TAP PROJECT

「TAP WATER」とは英語で「水道水」を意味します。「TAP WATER」をプロジェクト名に掲げたこの取り組みは2007年にニューヨークで始まりました、「きれいな水を、いつでもかんたんに手にすることができる」。それは、世界的に見れば、決して当たり前の話ではない、という事実を考える機会になってほしい、という願いがこめられたプロジェクトです。

© 日本ユニセフ協会/2013/satomi matsui
期間限定でオープンしたTAP WATER BAR! 27都道府県、53の水道事業体から寄せられた水道・水源水がずらり登場。たかが水、されど水。それぞれのお水に個性や味わいがありますので、お好みの一本を探されてみてはいかがでしょうか?

TAP PROJECTは、レストラン・カフェで提供されるお水やお茶に対して任意で100円もしくはそれ以上の募金をしていただくという活動です。具体的には、レストラン内のテーブルに用意されたカードでお客様にお水やお茶をお出しする際に、プロジェクトのご紹介やご協力のお声がけをしていただき、チップの感覚で任意の金額を置いていただきます。また、一部店舗ではカウンターなどに設置された募金箱による募金も実施致します。

毎年多くの方々のご協力とご支援をいただき、日本でのTAP PROJECTは成長をしてきました。

全国のレストラン・カフェの方々のご協力のもと集められた募金は、アフリカ・マダガスカル共和国に送られ、農村部の小学校の井戸やトイレの設置に使われています。

※2011年は募金・支援先をマダガスカルの子どもたちから東日本大震災で被災した子どもたちへ変更し、実施しました。

◆TAP WATER BAR 期間限定オープン!

© 日本ユニセフ協会/2013/satomi matsui
代官山に期間限定で登場したTAP WATER BAR! みなさまのお越しをお待ちしております
© 日本ユニセフ協会/2013/satomi matsui
みなさまのご支援でマダガスカルに設置した、井戸の実物を再現。プロジェクトは、マダガスカルの首都から約900km離れたヴァンゲインドラノ地区の子どもたちや地域住民の水環境を改善しています。

5年目を迎えた2013年、TAP PROJECTは、8月1日(木)から31日(土)まで、全国で開催されます。また、今年はプロジェクトの一環として、8月1日(木)から8月7日(水)、東京の代官山に期間限定の「TAP WATER BAR(水道・水源水専門のバー)」が登場。これは、訪れた方に、全国27都道府県の水道事業体から協力いただいた水道水・水源水を提供し、その代金の代わりに募金をお願いするというものです。

TAP WATER BARのオープン初日にあたる8月1日には、タレントの長谷川理恵さん、パティシエの鎧塚俊彦さんとマダガスカル大使館より、ラトディソア・アンドニリナ氏をお迎えして、記者会見が行われました。TAP WATER BARでは、お水のほかにも支援先であるマダガスカルの子どもたちの状況を紹介。また、これまでの支援で設置された井戸の実物を展示しています。みなさまからのご支援が、現地に届けられ、子どもたちの生活を格段に向上させている1シーンをお見せできたら、と思います。7日間・400個限定で、Toshi Yoroizukaパティシエの鎧塚俊彦さんがTAP WATER BARのために「水」を主役にしたスペシャルデザートを作ってくださいます。全国、それぞれの思いや個性が詰まった水道水・水源水、そして鎧塚氏の思いが詰まった、デザート。私たちが今いる環境に感謝しつつ、世界の子どもたちの現状に思いを馳せる機会になれば、と思います。是非、皆様、代官山まで足を伸ばしてみてください。

『水道水専門バー:TAP WATER BAR』
会場:代官山T-SITE「GARDEN GALLERY」
期間:8月1日(木)〜7日(水)
営業時間:平日11:00〜19:00 土日10:00〜20:00
アクセス:http://tsite.jp/daikanyama/access/

TAP PROJECTについてはこちら

◆TAP PROJECT JAPAN 2013キャッチコピー募集

8月31日(土)まで、TAP PROJECT JAPANのFacebookページにてキャッチコピーを募集しています。応募いただいたコピーで1作品当たり100円が、ユニセフのマダガスカルでの水と衛生の支援活動のために活用されます。審査員には当プロジェクトの永井一史(HAKUHODO DESIGN)ほか谷山雅計氏(谷山広告 コピーライター/アートディレクター)下東史明氏(博報堂コピーライター)といった著名なクリエイターを迎え、グランプリ受賞者の作品は今年のTAP PROJECT JAPANのWEBサイトにて公式コピーとして採用いたします。

応募はこちらから

◆募金について

© 日本ユニセフ協会/2009/satomi matsui
TAP PROJECTの支援でつくられた井戸と子どもたち(マダガスカル)

お寄せいただいた募金は、アフリカ南東部の島国マダガスカル共和国でユニセフが行う水と衛生事業の支援プロジェクトに役立てられています。これまでのご支援(※派生的取り組みや直接送金された個人の募金を含む)によって、37の小学校に、35ヶ所の井戸や給水施設、そして122基のトイレが設置され、11,265人の子どもたちとその周辺の地域住民が、清潔で安全な水を飲むことができるようになりました。子どもたちを対象に衛生習慣を普及する活動も行なわれています。今年の活動でお寄せいただく募金も、引き続きマダガスカルの水と衛生事業の支援プロジェクトに活用されます。

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※TAP PROJECT 2013は、本プロジェクトの趣旨にご賛同いただいた企業のご協力によって運営されています。

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