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パレスチナ自治区:日本政府によるガザの子どもたちへの支援【2012年12月31日 パレスチナ自治区発】
2012年11月に勃発した8日間にわたる紛争激化を受けて、日本政府は、ガザ地区の子どもと女性のニーズに応えるため、ユニセフの緊急支援に対し、150万米ドルを拠出しました。 この日本政府の資金援助により、ユニセフは、小児向けの緊急時の必須医薬品とその他の医療消耗品をガザの病院に提供する他、上下水道施設や発電設備の修復、30校以上の学校の修繕、また、子どもたちに学習用教材も配布する予定です。さらに、緊急事態に備え、子どもたちのニーズにすぐに対応できるよう、ガザの備蓄倉庫に支援物資の補充も行うことになっています。 「パレスチナの子どもたちに対する日本政府と日本の皆様の永続的なご支援に心から感謝申し上げます」ユニセフ・パレスチナ自治区事務所のジーン・ゴフ代表はこう話しました。ジーン代表は、この緊急無償援助は、ユニセフとのパートナーシップにおいて、パレスチナ自治区の女性と子どもに必要不可欠な支援を届けるために、日本政府が1,600万米ドル近くを拠出してから、まだ1年も経過していないことを強調しました。 「この支援が、中東和平プロセスにとって重要なガザ地区の安定化に繋がることを祈っています」。松浦純也 パレスチナ関係担当大使兼対パレスチナ暫定自治政府日本国政府代表事務所長はこう述べました。 日本政府のユニセフへの支援額は、世界で上位5ヵ国に入ります。 |