|
|
パレスチナ・ガザ地区情勢
|
© UNICEF/Eyad El Baba/2014 |
7月21日に、カーンユニス(Khan Yunis)で破壊されたアブ・ジャマ一家の3階建て家の瓦礫の中から、マットレスを運び出すパレスチナの少年。ラマダンによる一日の断食を終えて夕食を食べていた一家は空爆され、家族25名が殺害されました。このうち18人は、生後4カ月から14歳の子どもたちでした。 |
7月24日午後、ガザ北部・ベイトハヌーン(Beit Hanoun)のUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)運営の学校への攻撃に対する、ユニセフ中東・北アフリカ地域事務所代表 マリア・カリヴィスによる声明です。
「7月24日にベイトハヌーンのCo-EdA/D学校が攻撃されました。学校への攻撃は、今週3回目です。戦闘に何ら責任のない子どもたちを守るために、なすべきことがたくさんあるのは明らかです」
「戦闘から逃れるため、学校には子どもたちが避難してきています。こうした状況にある学校施設を軍事目的のために利用すること、または攻撃することは、どのような状況であれ、決して許されません」
「ユニセフは戦闘に関わるあらゆる勢力に対し、子どもと学校の尊厳を守ることを求めます」
「この18日間でガザでは、少なくとも192人の子どもが殺害されました。刻一刻と犠牲者は増え、破壊が続いています。ユニセフは、即時停戦を求める国連事務総長の呼びかけを繰り返し訴えます」
【2014年7月27日 エルサレム発 (ユニセフ・パレスチナ事務所のFacebookページより)】
【関連ページ】