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戦闘が激化する南スーダン共和国。何万人もの人々が安全を求めて国連基地内へ避難するなか、ユニセフは子どもたちが深刻な危機にさらされていると指摘しています。 厳しい避難生活ユニセフ・南スーダン事務所のイヨルムン・ウハア代表は「避難しているおよそ8万1,000人の市民は、その大半が女性と子どもです。状況は刻々と変わっており、実際の避難民の数はより多くなることが予想されます」と述べています。 「ユニセフが最も憂慮しているのは、情勢が最も厳しいジョングレイ州ボル(Bor)です。食糧と清潔な水が絶望的に不足しており、トイレも足りず、感染症に感染するリスクが高まっています。強烈な暑さと日差しを遮るものがないまま、子どもたちは毎日を過ごし、夜は寒さの中、屋外で寝ています」(ウハア代表) 戦闘により、ボルの国連宿舎への人道支援が困難となっていますが、2万人が避難しているジュバの2か所の国連宿舎には支援が届きました。 簡易トイレを設置、保健ケアの拡大ユニセフはパートナーとの協力の下、数日以内に、ジュバにある2つの国連基地の敷地内に400基あまりの簡易トイレの設置を完了する予定です。また、これまでの数日間、避難民の人々は屋外排泄を余儀なくされてきたため、不衛生な環境が問題となっていましたが、現在は清掃ボランティアチームが編成され、清掃活動が広範囲で行われています。 敷地内での水の供給は増加しています。ユニセフはほかの国連機関やパートナー団体とともに、シェルターのテントを準備しており、物資を配給、避難してきた人たちの登録を開始。この登録は、家族とはぐれてしまった子どもたちを家族のもとへかえす為に極めて重要となっています。 国連宿舎では、緊急の保健ケアが拡大されています。ユニセフは、生後6か月から5歳までの子どもたちへ、必要とされる栄養素を提供するため、高カロリービスケットを配布しています。 「ユニセフと国連は、民族の違いを問わず、南スーダンの人々を守るために全力を尽くします。しかし、この国の市民、特に子どもたちを守る、本当の責任をもっているのは、この世界で最も若い国家のリーダーたちなのです。私たちはこの国のリーダー全員に、これ以上激化する戦闘を止め、平和的解決を追求するように求めます」(ウハア代表) 【関連記事】 人道危機緊急募金郵便局(ゆうちょ銀行) *公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。 |