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世界の子どもたち

南スーダン: 内戦危機
支援物資計70トンがジュバに到着
50万人が国内避難、国外にも8万人以上

【2014年1月21日 南スーダン共和国・ジュバ発】

©UNICEF South Sudan/2014/Ohanesian
子どもと女性のための緊急支援物資を積み、ジュバの国際空港に到着したユニセフのチャーター機

1月21日朝、南スーダンの首都ジュバの国際空港に、戦闘勃発以来初となるユニセフの緊急支援物資計70トンが航空機2機で到着しました。

今回届いた物資は、マラリアや肺炎、下痢、栄養不良の治療薬と子ども用の栄養素、ビタミン、抗生物質、鎮痛剤のほか、出産に必要な医療器具、安全な水と衛生の供給に使う機材、テント、防水シート、毛布などです。木曜日朝には、医療物資や水と衛生の機材などが、新たに到着する予定です。

空港での荷下ろしにあたり、ユニセフ南スーダン事務所 緊急プログラム副部長のダーモット・カーリーは、次のように述べました。

「これらの資材は、命を守るのに欠かせないものであり、国内で絶望的な状況にある何千人もの子どもと女性のために使われます。栄養不良や平時であれば予防可能なはしかやマラリアといった病気で、子どもたちが亡くなっています。紛争にかかわるすべての勢力に対し、人道支援物資の輸送ならびに子どもたちへの配布の実現を最優先とするよう、求めます。紛争に関係のない子どもたちの命は、毎日、失われているのです」

自宅を離れ避難している人は急激に増え、49万4,000人以上、周辺国に避難している人は8万6,000人にのぼります。国内で避難している人のうち約7万人は、国連南スーダン派遣団(UNMISS)の施設内に避難しており、そのうち80%(約6万4,000人)は女性と子どもたちです。

ユニセフとパートナー団体は、安全な水とトイレ、食料、子ども用の栄養素の供給、予防接種の実施、家族とはぐれてしまった子どもたちの保護と家族との再会といった支援を行っています。これまでに20万人以上が何らかの支援を受けましたが、戦闘が激しい地域には、アクセスが制限されることから、人道支援は散発的にしか実施できていません。

ユニセフとパートナー団体は、治安情勢が許せば、支援物資とスタッフが国内各地の避難場所に向かえるようにしています。

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