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世界の子どもたち

スリランカの子どもたちを襲う続く武力衝突


【2009年5月12日 スリランカ発】

© UNICEF/SL/2008

激しい武力衝突が続くスリランカ。この48時間でも多くの子どもたちが死傷しています。ユニセフは12日、紛争がスリランカの子どもたちに悲惨な影響を与えていると非難しました。

「推定5万人の市民が、わずか数キロ四方の狭い地域に閉じ込められています。政府による現行の攻撃が続き、反政府組織「タミル・イーラム解放の虎」(LTTE)が人々が紛争地域から出ることを許さないようであれば、より多くの子どもたちが命を落とすことになると懸念しています。」ユニセフ・南アジア地域事務所のダニエル・トゥール代表は話しました。

今年初めから起きているこの武力紛争の影響を受けて、多くの子どもたちを含む数千人もの市民が死傷しています。

「国連事務総長は、世界がこのスリランカの武力衝突を注意深く見守っていると明言しています。最近の大規模な戦闘は子どもたちを襲う大惨事であり、最も弱い立場の市民である子どもたちを完全に無視しています。」(ダニエル・トゥール代表)

ユニセフは、スリランカ政府に対し、市民を守るために軍事行動を最大限抑止するように求め、反政府組織「タミル・イーラム解放の虎」(LTTE)に対しては、激しい紛争から即刻人々を避難させるよう訴えています。

また、紛争地域に閉じ込められている人々の生活が、医療品、食糧、飲料水の欠如によって更に悲惨なものとなっている状況に懸念を表明しています。

ユニセフ・スリランカ事務所代表の声明
© UNICEF/SL/2008

スリランカで続く武力衝突により、数千人の子どもたちが身動きが取れない状態を強いられ、生命の危機に見舞われています。子どもたちがこの武力紛争の罪のない犠牲者となり続けていることを受け入れることはできません。

紛争地域に閉じ込められている子どもたちは、適切な医療品を利用することや、充分な飲料水、食糧を手に入れることが出来ません。 こうした子どもたちに対して、安定した人道支援活動を行うことは、子どもたちの健康と生命維持になくてはならないものです。

人々が武力紛争地域から離れ、安全な地域へ避難出来るようにしなければなりません。人口の密集した地域で重火器の不使用を含め、政府と反政府組織「タミル・イーラム解放の虎」(LTTE)双方が最大限自制すべきです。

ユニセフは、国連事務総長が求めているように、国際人道法を遵守するよう双方に求めています。

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