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シリア:ユニセフ、学校に対する砲撃を非難【2012年12月5日 アンマン発】
「昨日(4日)、シリアの首都ダマスカス近郊で発生した学校に対する砲撃を受け、たくさんの子どもたちと先生方の命が奪われました。ユニセフは、この蛮行を非難します」ユニセフの中東・北アフリカ地域事務所のマリア・マリビス代表は、こう訴えました。 「内戦が始まって以来、シリアでは、多くの学校が略奪の被害に遭い、破壊され、焼失しています」 「こうした状況は、到底受け入れられることではありません。学校は(子どもたちや地域の人々にとっての)“安全地帯”ですし、そのような場所であり続けなければならないのです」 「ユニセフは、シリアの紛争の全ての当事者に対し、改めて、国際人道法を遵守し、いかなるときでも子どもたちひとりひとりの安全を確保することを求めます」 ユニセフは、シリアが内戦状態に陥った後も、多くの人々が逃れている周辺国はもとより、シリア国内でも、命を左右する疾患から子どもたちを守るための予防接種活動をはじめ、安全な飲料水の配布や学校の再開、トラウマを抱えた子どもの支援といった活動を展開しています。また、厳しい冬に備え、毛布や防寒着、冬用テント、風呂用の温水設備などの配布も行っています。 なお、当緊急・復興支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、現在行われている他の緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います。 |