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タンザニア:東部・南部のアフリカ地域で、子どもたちのための
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© UNICEF video |
HIV/エイズは、東部・南部アフリカの子どもたちとその家族に深刻な影響を及ぼしています。ダルエスサラーム会議ではHIV/エイズ対策について、話し合われる予定です。 |
サハラ以南のアフリカで、多くの子ども・若者たちの命を奪い続けているエイズ。家族に深刻な影響を与えるだけでなく、経済や社会も弱体化させています。
東部・南部アフリカの『子どもとエイズのための地域タスク・チーム(RIATT)』のハイレベル会合(ダルエスサラーム会議)が、タンザニアの首都で9月27日から開かれます。参加者たちは、これまでの進捗状況を見直し、どれだけのことが達成されたかを振り返り、HIV/エイズの影響を受けている子どもたちが直面する問題の解決促進について話し合います。また、若者たち自身が問題解決の力になるよう若者たちを促す予定です。
政府の代表者、市民グループ、国連機関、『アフリカのための国際比較プログラム』などの関係者は、アフリカの東部と南部にある19カ国を代表して集まります。
RIATTを構成する23の組織が初めて会合を持ったのは2006年。資源追跡、社会保護手段、アドボカシー活動、地域的取り組み、社会変革などを通して、HIV/エイズの影響を受ける子どもたちについての地域的な戦略を立てるためでした。チームを構成しているのは、ユニセフ、アフリカ連合(AU)、南部アフリカ開発共同体(SADC)、国連開発計画(UNDP)、食糧農業機関(FAO)です。
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エイズ拡大の矢面に立つ東部・南部アフリカの子どもたち。ダルエスサラーム会議では、どのようにしたらHIV/エイズと共に生きる人たちにより良い支援が提供できるかが話し合われます。 |
ダルエスサラーム会議では、HIV/エイズへの国の対策として、子どもと歳のいった養育者たちの参加を積極的に促します。
会議の初めの2日間は子どものための特別会合に割かれます。その後、子どもの代表者たちは、おとなたちと正々堂々とわたりあって、残りの会議でも積極的な役割を担います。
RIATT会議運営委員会のノリーン・ヒューニ議長は、HIV/エイズとの闘いでは大きな前進があったが、やり残していることはたくさんあり、それをきちんとやり遂げなければならない、と述べました。
「この会議は、おとなと子どものパートナーシップを築くことに本当の意味があります。私たちが子どもたちの参加を促しているのは、政策や対策に彼らの声を反映してほしいからなのです」と、ヒューニ議長は説明しました。
RIATT会議は、特に以下のことを目的にしています。
アフリカやその他の国や地域でも、HIV/エイズの影響を受けている全ての子どもたちの権利を守り、エイズの予防や治療を誰でも受けられるようにするという目標を達成するためには、迅速かつ維持可能な活動が求められています。特に、世界的なHIV/エイズの課題の中で、子どもたちに注目がいくような形ができるよう、政策提言をしていく必要があります。
「この会議は特に、『子どもたちが直面している課題に対して』どのように対処しているか。その点について合意をとりつけるための会議です。そして、より調和のとれた、力を合わせた形で、より多くの努力をしていかなければなりません」とヒューニさんは言います。