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財団法人日本ユニセフ協会

世界の子どもたちは今

ウクライナ:東部・クリミア情勢
暴力への子どもの巻き添えを強く非難
オデッサでは子ども死亡との報告も

【2014年5月15日 ニューヨーク/ジュネーブ/キエフ発】

キエフにてデモ参加者を見つめる子どもたち
© UNICEF UKRAINE/2014/V.Musienko
キエフにてデモ参加者を見つめる子どもたち。

ユニセフは、ウクライナ情勢が、子どもの生活に大きな影響を及ぼしていることに深い憂慮の念を表します。激しいデモに子どもが巻き込まれ、オデッサでは、子どもが死亡、負傷しているとの報告があり、ユニセフは調査を行っています。

ユニセフは、これらの子どもの権利への重大な侵害を最も強い言葉で非難します。

ユニセフの調査で、教育と保健サービスが利用できなくなっていることに並行し、心のケアを必要とする子どもは増え続けていることが明らかになっています。子どもが暴力を目にすること、暴力に巻き込まれることは、子どもの健康と福祉にとって、危険で害をもたらすものです。

ユニセフは、すべての関係者に対し、子どもと家族へのサービスを維持するために全力を尽くすこと、子どもをデモに巻き込まないこと、参加させないこと、また暴力行為を目撃させないようにすることを求めます。

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