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緊急支援情報UNICEF 北東アフリカ緊急募金受付開始2000年4月12日付 速報 ※受付は終了しました※ アフリカの角に干ばつと紛争による大規模な被害子どもと女性など1600万人に深刻な影響 アフリカの角(北東アフリカ:エチオピア、エリトリア、ソマリア、ジブチ)での3年間にわたる雨不足による干ばつと、98年5月以降激化しているエチオピア・エリトリア国境での武力衝突の被害を受けた子どもと女性など1600万人に対して、ユニセフ(国際連合児童基金)は緊急支援活動を開始しました。これを受け、財団法人 日本ユニセフ協会(本部:東京都新宿区 会長:澄田 智)は「北東アフリカ緊急募金」の受け付けを開始しました。 子どもに与える影響に大きな懸念93年に独立したエリトリアと国境画定問題が武力紛争に発展した98年5月以降、エチオピア北部では34万人にのぼる避難民が発生しています。このような状況に加え、北東アフリカにおける3年間にわたる雨不足が原因の干ばつにより、エチオピアでは北部や南部の高地など人口密度の高い農業地帯を中心に800万人が深刻な被害を受けており、エチオピア政府の推定では90万トンにのぼる食糧援助が必要とされています。栄養不良の増加、乳幼児死亡率の増加、就学率の低下など、子どもに与える影響が懸念され、人道援助の必要性も高まっています。 ユニセフ、人道援助を開始このような状況を受け、ユニセフは政府や他の国連機関、NGOと協力して、被害に遭った子どもと女性のための緊急支援活動を開始するとともに、エチオピアでは2000年の緊急活動予算約770万ドル(約8億円)に対する支援を国際社会に呼びかけています。ユニセフの緊急活動は毛布や医薬品の提供等の短期的緊急支援と、清潔な飲料水を確保するための水道設備修復、予防接種活動など中・長期的支援の両面から行われます。 募金のお願い(財)日本ユニセフ協会は、エチオピアなど北東アフリカの子どもと女性を支援するユニセフの援助活動を支える緊急募金の受け付けを下記の口座で始めました。
お問合せ:(財)日本ユニセフ協会
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