
緊急支援情報
トルコの子どものための復興計画
(Recovery Plan for Turkish Children)
主な支援事業の経過報告
ユニセフは世界各国の政府や民間からの支援を得て、トルコ政府との協力のもと、2度の大地震による被害を受けた地域の子ども達のための総合的な復興支援プログラム「トルコの子どものための復興計画(Recovery Plan for Turkish Children)」を実施しています。
●保健と栄養
1)予防接種
ユニセフは保健省とともに、地震の被災地域において、2000年4月22日〜27日、及び5月27日〜6月2日の2回にわたりポリオの予防接種を0〜5歳の子どもに実施しました。同様に、はしかの予防接種を50万人の子どもに実施する計画を進めており、今年3月末の時点で約17万人に対する接種を終えています。
支援内容 |
コカエリ |
サカリヤ |
ヤロヴァ |
ボル |
デュズシェ |
合計 |
ポリオワクチン(第1回) |
107,137人 |
66,025人 |
11,405人 |
18,685人 |
26,228人 |
229,480人 |
ポリオワクチン(第2回) |
107,297人 |
66,122人 |
11,721人 |
18,781人 |
26,950人 |
230,871人 |
はしか予防接種※ |
78,994人 |
55,000人 |
18,279人 |
14,000人 |
5,000人 |
171,273人 |
|
※ 数字は2000年3月末現在
2)栄養事業
震災直後の栄養状況調査で、栄養不良の蔓延の懸念が高まり、ユニセフはテント村の保健センター、学校等を通じて高タンパクビスケットの配布を行いました。ビスケットにはタンパク質の他、炭水化物、カルシウム、ビタミンA・B・D・E、ヨード等の必須栄養素が豊富に含まれます。
支援内容 |
コカエリ |
サカリヤ |
ヤロヴァ |
ボル |
デュズシェ |
高タンパクビスケットの提供を受けた保健センターの数 |
24 |
20 |
11 |
13 |
19 |
支援を受けた子どもの数 |
17,897人 |
6,690人 |
532人 |
8,855人 |
8,882人 |
支援を受けた妊産婦の数 |
1,612人 |
1,106人 |
82人 |
9,890人 |
916人 |
合計人数 |
19,509人 |
7,796人 |
614人 |
18,745人 |
9,798人 |
|
3)緊急保健キット
地震によって被害を受けた保健サービスの復興を支援するため、緊急用の保健キットを被災地の保健センターに提供しました。
|
イズミット |
ゴルカック |
サカリヤ |
カイナスリ |
ヤロヴァ |
緊急保健キットの提供数 |
135セット |
94セット |
158セット |
4セット |
72セット |
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●社会心理的支援
教室での友達との交流や自分の経験、意思を自由に表現することは、子どもが震災によって負った精神的外傷の軽減に大きな役割を果たします。このような教室の場における社会心理プログラムを促進するため、専門家32人、カウンセラー233人の訓練を行い、8つの県の小学校33校でプログラムを実施し、1万4684人の子どもが支援を受けました。また教員8000人に対して子どもの心理教育に関する訓練を行い、24万人の子どもがその指導を受けました。
●教育
今回の地震により多くの学校が備品や教材・教具を失いました。教育活動の迅速な再開のため、ユニセフは教材や教具、レクリエーション用キット、ホワイトボード、就学前教育用キット等を小学校800校に提供しました。
|
提供数量 |
支援者数(人) |
学校数(校) |
教育キット |
2463 |
117,459人 |
288校 |
レクリエーション用キット |
1243 |
98,969人 |
399校 |
就学前教育用キット |
310 |
7,257人 |
290校 |
合計 |
|
223,685人 |
800校 |
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●水と衛生
1)給水
2回にわたる地震により各地の上下水道が大きな損害を被ったため、ユニセフはデュズシェとアダパザルの家を失った住民を対象に給水活動を実施しました。支援活動は2000年6月まで続けられ、8月には上下水道の修復が全面復旧する予定です。
2)水質のモニタリング
被災地域において上下水道の修復工事が完了するまでの期間、汚れた水が原因となる感染症の発生を防ぐために、水質や水道管漏れに関するモニタリング活動を実施しました。
(ユニセフ状況報告19号より抜粋)

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