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「スクール・フォー・アフリカ活動報告会」
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© 日本ユニセフ協会 |
ブルキナファソは、昨年、27年に及んだ政権が国民の発起により倒れ、現在は暫定政権の統治下にあります。
国民は60上の部族からなり、主産物は綿、落花生、石鹸、金など。人口の45%が1日1.25米ドル以下で暮らし、初等教育の純就学率は67%にとどまっています。
いまユニセフは、首都ワガドゥグと地方都市のドリに事務所を構え、12名の国際職員を含む94名のスタッフが働いています。教育だけでなく、児童労働、マラリア、栄養不良、早婚など様々な問題に対応するため、子どもの保護、保健・栄養、水と衛生などの分野で活動。また政府へのアドボカシーや人々の生活習慣を変えていく啓蒙活動なども行っています。
©UNICEF/Burkina Faso |
ブルキナファソ国内でユニセフの活動は広く知られ、「ユニセフ通り」と名付けられた道もある。 |
©UNICEF/Burkina Faso |
学校に作られた男女別のトイレ。手洗い場も設置されている。 |
ブルキナファソでのスクール・フォー・アフリカは、①健全な学習環境を作る支援、②教育の質を向上する支援、③地域のコミュニティへの支援を大きな柱に、3つの州の405校(生徒71,788人)を対象に実施しています。
現在は初等教育への支援が中心ですが、今後は、中等教育への進学支援、女の子、障がい児、難民の子どもたちなど就学機会を得にくい子どもたちへの重点的支援、隣国マリとの国境付近の地域への支援拡大なども進めていく予定です。
©UNICEF/Burkina Faso |
©UNICEF/Burkina Faso |
「子どもにやさしい学校」の研修はとても役に立っています」と支援を受けた小学校教員のゼドゥムバ先生 |
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