ハイチ地震緊急・復興支援募金 第54報
ユニセフ親善大使 リオネル・メッシ選手 被災地を訪問
【2010年7月15日 ハイチ発】
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© UNICEF/NYHQ2010-1403/Markisz |
ハイチの首都ポルトープランスにある野外の病院で、ハイチ安定化ミッションに参加するアルゼンチン軍のスタッフと交流するレオネル・メッシユニセフ親善大使。 |
FCバルセロナやアルゼンチン代表チームで活躍するリオネル・メッシ選手が、これまでの支援の成果と、未だに子どもたちが直面している様々な課題を世界に伝えるために、大地震の発生から半年が過ぎたばかりのハイチを、ユニセフ親善大使として初めて訪問しました。
メッシ選手は、5万世帯がテントでの避難生活をおくっているカルフール・アビエーション・キャンプを訪問。また、ユニセフの現地事務所と国連のハイチ安定化ミッションに参加するアルゼンチン軍の部隊も訪れ、現地で支援活動にあたっているユニセフの職員から、22万人の命を奪い、首都を壊滅させた大地震の発生以来、ユニセフが取り組んできた被災者や現地政府の支援活動の状況、そしてアルゼンチン軍の部隊が、地震発生直後から続けている医療支援活動について話を聞きました。
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ハイチの首都ポルトープランスで、子どもたちにサインをするメッシ大使。 |
メッシ選手は、まだそれ程長いキャリアを持たないにも関わらず、サッカー選手として、既に世界の頂点に立っています. 2009年、メッシ選手はFIFA年間最優秀選手に選ばれ、ヨーロッパ年間最優秀選手(バロンドール)の栄誉にも輝いています。先週まで南アフリカで開催されていたワールドカップでは、メッシ選手はアルゼンチン代表チームの一員として、準々決勝にまで勝ち進みました。そして今、メッシ選手は、ここハイチで、全く違った役割を果たしています。有名人としての力を、世界で最も弱い立場に置かれている子どもたちを助けるために発揮しているのです。
今世界には、ハイチのように子どもたちが弱い立場に置かれている場所がいくつか残されています。様々な取り組みにも関わらず、この国では、いまだに120万を超える数の子どもたちが、搾取や虐待の危険に晒されています。また、国のあちこちに作られた避難所で、テント暮らしを強いられている80万人の子どもたちは、トイレも満足になく、安全な飲料水や教育、医療などのサービスもほとんど受けられない状況に置かれているのです。
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今年1月12日(現地時間)に西半球の最貧国ハイチを襲った大地震から6ヵ月の節目を迎え、ユニセフはその支援活動の最新レポートを発表しました。
「ハイチ地震復興支援募金」は2013年9月1日をもって受付を終了いたしました。
皆様のご協力によって、これまでにユニセフハイチ事務所に送金できた額は
2,447万5,223ドル(21億6,536万9,408円)にのぼりました。
皆様の温かいご支援に心から御礼申し上げます。
ハイチ地震復興支援募金 受付終了について »
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