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東日本大震災緊急募金 第144報
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2011 年3 月11 日、日本は東日本大震災という未曾有の大災害に見舞われました。その直後から、日本ユニセフ協会には、被災した子どもたちのために国内外から温かい支援が寄せられました。ニューヨークのユニセフ本部もまた、日本ユニセフ協会を通じ、約半世紀ぶりとなる日本への支援を表明しました。
日本ユニセフ協会では、大震災発生から半年を迎えた2011年9月、国内新聞・通信社ならびに著名フォトグラファーのご協力を得て、この災害の惨状と窮状、子どもたちの実情、募金によって展開された支援活動の様子を報告する総写真数126点の大写真展を、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催いたしました。
約1週間の開催期間中、5万人を超える方々に御覧戴いた本写真展は、その後、埼玉県、神奈川県で開催され、今後も岩手県をはじめ、全国複数個所で開催する予定です。
そしてこの度、これらの地方展に並行し、多くの支援を寄せてくださった国際社会に対する報告と感謝の意を示す目的で、震災一年となる2012年3月5日より30 日まで、ニューヨークの国連本部にて本写真展を開催する運びとなりました。初日の5日(月)夕刻には、国連インターナショナルスクールの子どもたちや日本政府国連大使などのご出席を得て、オープニングセレモニーを開催する予定です。
ガソリン不足で車がつかえなくなった町では、食料や水を求め人々が歩き続けた=2011年3月17日、岩手県釜石市(撮影:桃井和馬) | ソマリアから駆けつけたユニセフの國井修医師(右)は「ぬいぐるみを手渡した時、子どもたちが満面の笑みを浮かべたのを見て、涙が溢れそうになってしまいました」と感動を語る=2011年3月23日、宮城県・女川第二小学校(撮影:新藤健一) | 被災した陸前高田市大町の跡地を練り歩く、動く七夕の山車。この祭りには陸前高田市の復興と、津波で亡くなった人々への追悼の願いが込められている。地元では大きな意味のある復興への第一歩となる祭りになった=2011年8月6日夕(撮影:上田 聡) |
津波と火災で残骸になった車を調べ、遺体を捜す自衛隊員=2011年3月26日、石巻市門脇町(撮影:高橋邦典) | 放射線被ばく検査から3カ月以上が過ぎて、原発周辺の子ども約1000人のうち45%が甲状腺に被ばくしていたことが明らかになった=2011年3月30日、福島県相馬郡飯舘村(撮影:野田雅也) |
英語 タイトル | Children and the 2011 Japan Earthquake and Tsunami UNICEF at work |
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会 場 |
© 日本ユニセフ協会/k.Shindo United Nations Visitors Lobby, 2 UN Plaza (1st Avenue between 45th&46th Streets, New York) |
開催日時 | 2012年3月5日(月)〜30 日(金) UN Visitors Center 開館日時に同じ。 |
入 場 | 無 料 |
主 催 | 公益財団法人 日本ユニセフ協会 |
後 援 | ユニセフ、国際連合日本政府代表部 |
協 力 | 日本新聞博物館、東京写真記者協会、東北写真記者協会 |
協 賛 | 株式会社ニコン、キヤノン株式会社、富士フイルム株式会社、株式会社タムロン |
ロジスティックス 協力 | 株式会社写真弘社、日本航空株式会社 |
写真構成 | 大型写真(約160 点)を展示 日本新聞協会加盟の新聞・通信社(25社): 朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、共同通信、時事通信、産経新聞、東京新聞、中日新聞、岩手日報、岩手日日、河北新報、福島民報、福島民友、東奥日報、デーリー東北、北羽新報、秋田魁新報、山形新聞、新潟日報、茨城新聞、静岡新聞、いわき民報、常陽新聞、千葉日報、埼玉新聞(順不同) 日本写真家協会、日本広告写真家協会会員はじめ フリーカメラマン23 名: 豊田直巳、野田雅也、高橋邦典、上田 聡、田沼武能、西宮正明、江成常夫、野澤亘伸、熊切圭介、野町和嘉、桃井和馬、安達洋次郎、鍵井靖章、花井尊、久保靖夫、細江英公、森住 卓、桑原史成、佐々木康、Q・サカマキ、三浦まり子、光 幸國、新藤健一(敬称略、順不同) ユニセフの支援活動記録(日本ユニセフ協会他撮影) 企画構成:新藤健一 (フォトジャーナリスト・元共同通信社編集委員) |
お問い合わせ | 公益財団法人 日本ユニセフ協会 広報室 TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 E-mail:jcuinfo@unicef.or.jp |