ユニセフ パネル展
「深刻化する子どもの人身売買」開催
報道各位
2003年3月31日
売春宿で毎晩おとなの相手をさせられていた女の子ミーチャは、ある晩、友達のプンと一緒に売春宿から逃げ出すことに成功します。けれども、ミーチャは、すでにエイズに冒されていました。ミーチャは、最後にプンにこう言い残して亡くなります。「…あなたと一緒に学校に行って、勉強っていうことをしてみたかったな…」(絵本「子どもの権利を買わないで−プンとミーチャのものがたり」自由国民社)
現在、世界では、毎年、120万人の子どもが人身売買の犠牲となっています
皆様は、ヨーロッパ、西アフリカあるいはアジアのメコン川流域において、子どもが「もの」のように売買されていること、そして、日本にも「子どもの人身売買」が存在することをご存知でしたか? しかも、日本では、「子どもの人身売買」を取り締まる法律が整備されていません。
財団法人 日本ユニセフ協会(本部:東京都港区高輪、会長:澄田 智)は、このたび、「子どもの人身売買」の根絶を目指す全国キャンペーンの一環として、3月31日(月)よりユニセフハウスにて、「深刻化する子どもの人身売買展」を開催いたします。このキャンペーンにおいては、国会に対して「子どもの売買、子ども売買春および子どもポルノグラフィーに関する『子どもの権利条約』の選択議定書」の早急な批准を求め、必要な国内法整備を速やかに行うことを求める署名活動を開始しています。
報道関係者の皆様におかれましては、現代の奴隷制と言われる「子どもの人身売買」の現状を伝える本パネル展の告知について、是非ご協力をいただきたく、お願い申し上げます。
ユニセフパネル展 深刻化する子どもの人身売買
開催日程:
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2003年3月31日(月)〜 6月末日(終了日未定)
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会場:
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日本ユニセフ協会(ユニセフハウス)1F展示コーナー
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開会時間:
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午前10時〜午後6時
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休館日: |
祝日、日曜、第1、3土曜日 (第2、4土曜日は開館) |
お問い合わせ先:
財団法人日本ユニセフ協会 協力事業部
TEL:03-5789-2012 FAX:03-5789-2032
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