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日本政府は本日、インドネシアにおけるポリオ感染の拡大防止のために、約180万米ドル（約1億9,300万円）をユニセフに拠出することを決定しました。
インドネシアでは、2005年5月に10年ぶりにポリオの感染者が確認されました。インドネシア政府は5月と6月に3州で予防接種キャンペーンを実施しましたが、その後も感染者は増えつづけ、8月には200件を超えるに至りました。緊急に適切な対応をとらなければ、周辺の国々にまで感染が拡大することが懸念されています。
このような深刻な状況を受けて、インドネシア政府は8月末と9月末に第2回目の予防接種キャンペーンを実施することを決定しました。インドネシア政府からの要請にもとづいて、日本政府はユニセフが実施する9月末の予防接種に必要なワクチンの購入、広報・啓発費用の支援を行うことを決定しました。
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| ポリオ・ワクチンについて学ぶ母親たち。ワクチンの安全性について正しい知識を広めることが、キャンペーンの成功にとって重要な鍵となる。 |
ポリオについては、2005年中の撲滅を目指して、世界保健機関（WHO）を中心に国際社会が努力を続けていますが、インドネシアにおける感染拡大は国際社会にとって大きな脅威です。今回の協力によって、ユニセフは同国全33州のすべての5歳未満児、約2,400万人に予防接種を行うことができます。
世界では毎年数百万人の子どもたちが予防可能な感染症で命を落としています。皆様のご支援をお願い致します。
