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ユニセフ、ジャワ島津波被災地への緊急支援開始【2006年7月17日、ニューヨーク発】
現地時間の17日午後3時過ぎ、インドネシア・ジャワ島沖で発生した地震により津波が発生。ユニセフは、緊急援助チームを派遣しました。 地震の震源は中部ジャワのビーチ・リゾート、パンガンダラン沖合。米地質調査所によると地震の規模を示すマグニチュードは7.7で、余震も数回観測されています。 高さ1.8メートルほどの波が町を襲い、何千人もの人々が高台に避難しています。 首都ジャカルタのユニセフ事務所の緊急支援担当職員、リナ・ソフィアニは、次のように伝えてきています。「ジャワ島のユニセフ事務所と連絡をとったところ、少なくとも60人の死亡と、約60人の行方不明者が確認されているとのことでした。私たちも明朝現地入りし、緊急支援チームに合流する予定です」「地震と津波の影響で、何千人もの人が家を失っているという報告が入っていますが、正確な数字は確認できていません。もし、この報告が事実であれば、被災地の学校や医療施設への被害状況とあわせ、女性や子どもたちが置かれている状態を把握する必要があります」 地震の揺れはジャカルタでも感じられ、ジャワの沿岸地帯には、最大約4.5メートルの高さの波が押し寄せました。 ユニセフは、2004年12月にスマトラ島を襲った津波被害に対する緊急・復興支援用に備蓄していた物資を、今回の被災地に輸送する準備を進めています。
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