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ユニセフ事務次長リマ・サラとザ・ボディショップ創業者アニータ・ロディックは、1日、ユニセフとザ・ボディショップによる共同レポート「閉ざされたドアの向こう側で」を発表しました。レポートは、世界で少なくとも2億7,500万人もの子どもが、家庭内暴力にさらされていることに警鐘を鳴らし、家庭内暴力が子どもに生涯にわたって与え続ける深刻な影響に焦点をあてています。 またレポートでは、平均3人に1人の割合で、一生涯のうち1度は女性が男性パートナーから身体的・性的暴力を受けていること、家庭内暴力は世界のどこでもおこっていること、家庭内暴力の被害に遭った子どもは、暴力という手段によるコミュニケーションの仕方を記憶・学習してしまう傾向にあることも明らかにしています。 この共同レポートは、今年10月に発表される予定の国連事務総長による「子どもへの暴力に関する調査」のデータに基づいて作成されました。 ザ・ボディショップのアニータ氏のコメント「このレポートは、家庭内暴力(DV)の最大の被害者が子どもたちであることを示しています。その子どもたちを守ることは、家庭内暴力根絶を目指しているすべての人々にとって最大の関心事です」 ザ・ボディショップ・インターナショナルは、子どもが最大の被害者であることに着目した家庭内暴力根絶キャペーンを通じ、一般の人々に、家庭内暴力に対する問題意識を喚起し、あまり社会の表面に出てこないこの問題の被害者に対し、その事実を世間に訴えるようを広く呼びかけています。 ユニセフ事務局長リマ・サラは訴えます。「家庭内暴力がおこるとき、子どもは直接の被害者ではなくても、そのそばにいるだけで、暴力から生まれた様々なひずみに傷つき、社会は将来的にその「代償」を支払うことになるのです。なぜなら、子どもが家庭内暴力にさらされることは、学習能力を低下させ、心身の健康状態を傷つけ、将来の子どもの夢や希望をかなえるチャンスを奪ってしまうからです」
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