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第79回アカデミー賞
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現在、世界で学校に通うことができない子どもは約1億1500万人。特に女の子の場合、男の子と比べると、就学率の低さや卒業前に退学してしまう割合の高さが際立っています。貧困問題がその背景にあることは言うまでもありませんが、女の子が学校に行けないことが、貧困問題を「再生産」する原因の一つにもなっているのです。女の子自身の社会的・経済的機会が奪われるのみならず、女の子がコミュニティー・社会に貢献する能力・技術を得る機会を奪っているのです。また、将来生まれてくる子どもの親として、子どもを生み・育てるのに必要な知識・技術を得る機会も奪い、将来の子どもたちにも「負の遺産」を残しているのです。
『ビンタと最高のアイディア』は、こうした状況を、世界中どこにでも居る「ごく普通」の人たちが変えてゆく姿、そして、彼らこそが「変化」を生む主人公であることを私たちに教えてくれます。
映画『世界でいつでも…』(En el mundo a cada rato)特設サイト(外部サイト・スペイン語)はこちら
(このニュースは、スペインのユニセフ協会やユニセフ本部が発行した複数のプレスリリースなどをもとに、日本ユニセフがまとめました。『ビンタと最高のアイディア』・『世界でいつも...』の今後の日本公開は未定です。)