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財団法人日本ユニセフ協会

ライブラリー プレスリリース

スマトラ島中部地震(第2報) 
ユニセフ緊急支援物資 第1陣被災地に

【2007年3月8日 インドネシア発】

現地時間6日、スマトラ島中部の都市バダン近郊で発生した地震被災地に向け、ユニセフは、緊急支援物資の搬入を開始しました。

ユニセフ・インドネシア事務所は6日、緊急支援事業担当官のラウル・デ・トーシーらのスタッフで構成する緊急支援チーム第1陣を現地入りさせました。同チームの報告では、今回の地震で3500の建物が倒壊もしくは一部破損。家を失った人は7,500人にのぼると推定されています。被害が特に大きかった地域の一つ、ソロク県では、小学校15校が倒壊し、44校が深刻な被害を受け、少なくとも小学生2名が倒壊した校舎の下敷きとなって死亡したと報告されています。

ユニセフは、被災地のコミュニティーの要請を受け、スマトラ島北部の港湾都市メダンに備蓄していた仮設水タンク、飲料水用ポリタンク、衛生用品、学校用仮説テント、簡易調理器具セットなどの緊急支援物資を発送。支援物資を積んだトラックは、現地時間木曜日(8日)中には被災地に到着する見込みです。

注: このレポートでお伝えしたユニセフの支援活動は、ユニセフの現地事務所が緊急事態に備えて日ごろより備蓄していた支援物資や皆様からお寄せいただいたユニセフ募金(使途を限定しない募金)などを活用して展開されており、これまでのところ、ユニセフは、国際社会に対して追加の支援要請(アピール)を発表しておりません。

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今回のような自然災害等の被害に、世界中のユニセフの現地事務所がいち早く対応できる体制づくりにも
役立っています・・・「ユニセフ・マンスリー・サポートプログラム」へのご協力のお願い

「子どもを支援する」ことは、子ども時代全体を支えること。時間のかかる根気のいる活動です。自然災害や紛争などの緊急事態、あるいは貧困などによって生命の危機にさらされている子どもたちをいち早く助けることは、重要なユニセフの活動のひとつです。しかし、そこは出発点にすぎません。その1年先、5年先、10年先を視野に入れた活動がなければ、子どもたちを本当の意味で支えることはできません。「ユニセフ・マンススリーサポート・プログラム」は、ご負担とならない任意の一定額をお決めいただき、月々の自動引落によりご協力いただき、子どもたちの成長に合わせた、ユニセフの継続的な支援活動を支えていただくご協力の形です。また、こうしたご協力を通じて、ユニセフは、世界各国のユニセフ事務所に、今回のような自然災害等の被害にいち早く対応できる体制を整えています。


 

◇ 緊急募金のお願い ◇

日本ユニセフ協会では、世界各地のユニセフ事務所の要請を受け、 現在、アフリカ、中東、フィリピンを対象に緊急募金を受け付けています。皆様のご協力をお願い致します。

募金方法など、緊急募金の詳細はこちらから


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