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ユニセフ、スーダン南部政府の水担当官の研修を実施【2008年1月28日 ジュバ発】 ユニセフとスーダン南部政府は、スーダン南部における水の効率的な利用と管理運営についての集中的な研修を実施する。この研修は、3週間(1月28日〜2月15日)にわたり、スーダン南部の首都ジュバで実施される。 20年以上に及んだスーダン内戦。2005年に和平協定が締結されたが、スーダン南部の何百万人という人々、とくに女性と子どもは、いまだ安全な飲料水を利用できない状況に置かれている。安全な飲料水を利用できるのは人口のわずか60%。正しい衛生慣行を実行できているのは7%にすぎない。このため多くの人々が、水が原因の感染症の危険に晒されている。 ユニセフ南部スーダン地域事務所長ピーター・クロウリィは、次のように述べた。「水担当官の研修は、水が原因となる感染症の危険に晒されている子どもたちの生命を守るために不可欠なだけでなく、この20年間以上の紛争に苦しんできたスーダン南部における水の持続可能な開発プログラムに向けた第一歩でもある。」 ユニセフは、効果的で安全な水と衛生サービスを実現するために、水担当官の能力構築がきわめて重要だと認識しており、スーダン南部政府による初めての水政策も支援する。 23万米ドルの経費をかけたこの研修プログラムは、水と衛生プログラムの計画作成、調整、モニタリングのほか、緊急時の対応やその準備の改善も目的としている。また地域社会に根ざした水供給や公衆衛生対策の推進にも重点を置いている。 ユニセフは、これらの活動に必要な費用(1500万米ドル)の支援を要請。これは、より多くの水源を設置し、現在の水源のメンテナンスおよび修復(公衆衛生状況の推進を含む)を実施することで安全な水を提供するという、もうひとつの重要な対策活動に使われる。
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