日本政府、コンゴ民主共和国の学校と
保健センターの再建支援に400万米ドル
【2008年3月28日 ブラザビル発】
日本政府は、コンゴ民主共和国の無償初等教育を支援しプライマリ・ヘルス・ケアを推進するため、ユニセフを介して400万米ドルの支援を行なうと発表した。
今回の資金は、日本政府によるコミュニティ・エンパワーメントのための無償資金協力スキームから拠出される。これにより約6,650人が初等教育を受けることができ、コンゴ民主共和国の子どもたちが基本的な学校設備と学用品、安全な飲料水とトイレを備えた“子どもにやさしく”かつ“女の子にやさしい”学校の受益者となる。
また、この資金で7ヶ所のコミュニティ・ディ・ケアセンターが開設され、約500人の3〜5歳児を対象としたサービスが提供されるほか、8ヶ所の保健センターが設立され、女性と子どもに対して質の高い医療が提供される。
2003年以来、日本政府はユニセフを通じ、コンゴ民主共和国政府による殺虫剤塗布済みの蚊帳やその他の基本的な物資購入を支援しており、コンゴ民主共和国におけるマラリア・コントロールの前進に大きな貢献を行なっている。