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財団法人日本ユニセフ協会

ライブラリー プレスリリース

ユニセフ、ブルンジにおける子どもの兵士232人の解放を歓迎
子どものための活動団体、開放された若者の社会復帰センターでの無事を報告

【2008年5月2日 ブルンジ・ブジュンブラ/ジュネーブ発】

ブルンジ政府、市民社会、国連諸機関などと国民解放勢力(FNL)との8ヶ月にわたる交渉の結果、4月25日に232人の子どもの兵士が解放されたことを受け、ユニセフは賛辞を述べた。今も衝突が続いているにもかかわらず、開放が行なわれ、若者たちは現在、社会復帰センターで安全に保護されている。
政府官僚や子どもの保護専門家などによるチームが、ブジュンブラで女の子1名を含む15〜20歳の子どもたちを出迎えた。

子どもたちは身元が確認され次第、社会復帰・再統合プログラム(家族および地域社会への教育も実施される)を通じて家族のもとへの帰還が始まる。ブルンジ政府は、これらの子どもたちが適正な職業訓練や学校への復学支援などを受けられるようにすることを約束した。

ユニセフは社会復帰センターにいる子どもたちおよび帰還後の家庭における子どもたちの福祉を見守ることにしている。またこれまでも、家族の再統合への支援、心理社会的ケア、保健面での支援、HIV/エイズのカウンセリングやテスト、学校復帰後の追加的な手助けや職業訓練などを提供している。ユニセフは医療、法律、心理社会的支援および社会復帰支援を通じ、紛争を経験した子どもたちのケアを行っている。

反政府グループにとらわれ、今も行方不明のままになっている多くの子どもの迅速な解放と脱退を呼びかける広報活動も展開されている。

2004〜2006年、ブルンジでは3000人の子どもの兵士が解放された。その大多数は自分の家族やもとの地域社会に戻っており、かれらの多くが多様な支援サービスを受けている。

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