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ケニアで専門家を集め、子どもに優しい学校を推奨【2009年5月4日 ナイロビ/ケニア発】 ユニセフとアフリカ諸国の政府官僚、パートナー団体・機関は今日(4日)、どのようにして域内の学校を、子どもに優しく、子どもの権利に配慮した場所にするかについて、3日間にわたる議論を開始した。 ユニセフとパートナ団体・機関は、“子どもに優しい学校”モデルを作成し、すべての学校が以下のような簡潔で権利に根ざした概念に基づく学校となることを促している。
ユニセフ本部のクリーム・ライト教育部長は次のように述べた。「すべての子どもが学校に通うというだけでなく、信頼できる支援的な環境で質の高い教育を受けられることが重要だ。子どもに優しい学校イニシアティブは、アフリカのすべての子どもにとって教育を豊かで楽しい経験にするものである。」 世界全体で、2007年に小学校に通っていない子どもは1億100万人おり、その大多数が女の子だった。そしてその半数にあたる4,550万人がサハラ以南のアフリカに住んでいる。 今回の会議には60カ国あまりにあるユニセフ事務所の代表が出席するほか、アンゴラ、ブルンジ、ボツワナ、エリトリア、エチオピア、ケニア、レソト、マダガスカル、マラウイ、モザンビーク、ナミビア、ルワンダ、ソマリア、南アフリカ、スワジランド、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエからも政府官僚とパートナ団体・機関が参加する。 過去3年半にわたり政治家や計画作成者、教育者らを対象に、世界各地で行われたワークショップを通じて作成された「子どもにやさしい学校マニュアル」が、今回のワークショップ期間中に初めて東部・南部アフリカ地域に紹介される。
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